まちなか自然観察会

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午前5時、起床するも外は激しい雷雨。

観察会は延期かと思ったが、午前7時ころには小雨となる。

午前9時半、都城市「神柱公園」に集合。観察会は予定通り開催。

雨は止んだが火山灰が降ってきた。傘をさしている人もいたが、それは雨ではなく

火山灰対策だ。

公園のサクラ並木でしばらく虫探し。リンゴカミキリは見つからず残念。

キマダラカメムシのふ化幼虫や2令幼虫の集団が多い。

観察会神柱公園061901.jpg上の写真は2令へ脱皮中の集団。1令は3匹残っている。

2令になっても卵殻の周りで集団を形成しているのは興味深い

P6190007.jpgふ化前の卵塊もようやく見つかった。

キマダラカメムシ卵ふ化兆候.JPG卵に可愛い顔が透けて見えるので、これは参加者の方に受けていた。

「まるでポケモンみたい!」

口のように見える黒い部分は、卵殻破砕器 だ。

卵殻破砕器は鋭い爪のようなもので、これを卵上部のミシン線に押し当てて蓋を切り開く。

キマダラカメムシの卵はカメムシの中でもサイズが大きいので観察や撮影には好都合だ。

観察会が終わってしばらくすると、また雨となった。

運が良かったと思うが、雨の合い間でも自然観察は楽しめる、ということを参加者の皆さんに

体験してもらえて、私も嬉しかった。

天候の条件が良いに越したことはないが、雨だから外には出ない、では寂しい。

むしろ雨の中の観察会も面白い!という企画も今後は考えてみたい。


さて、雨の中で観察するにも傘を片手に持ってでは辛い。

カッパが是非欲しい。できればちゃんとした高機能で軽いものが。

そう思っていたら、植物写真家の高橋修さんのブログにモンベルの新製品のことが

紹介されていた。



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