延岡市のベニツチカメムシ

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午前中、三股町のハッチョウトンボを撮影したあと、県北の延岡市に移動。

ベニツチカメムシの観察と撮影は長いこと宿題になっていた。

ボロボロノキの結実とベニツチカメムシの繁殖は見事に同調しており、

今日は3時間ほど狭いフィールドに滞在して、その同調ぶりを体感できた。

落下してくるボロボロノキの実を集めてみた。

ボロボロノキ落果1.JPG今日、予定していた撮影もほぼ完了できた。

午後5時半、機材を撤収して車に乗ろうとしたらすぐ傍らに怪しい花を見つけた。

車を降りるときには気づかなかったのはなぜだろう?

20110629_4怪しい花.jpg
花を拡大してみると、

怪しい花2.JPG※怪しい花は腐生植物、タシロラン であるらしい。

種名についてご指摘いただいた方に、お礼申し上げます。

タシロランは九州、沖縄、そして本州の限られた地域に分布する希少なランということを

初めて知った。昨日撮影した株は高さ20~30センチ。大きな株は43センチの記録も

あるようだ。





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