ウシカメムシ、あんたも!?

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松山市の道後温泉に行った、、、が温泉には入らず道後湯築城跡公園に入った。

駐車場代は高いが仕方が無い。

目的はセミの卵探し。アブラゼミはオスが2匹だけ鳴いていたが弱々しい。

メスは数匹、見つかった。

アブラゼミめす.JPGツバキの梢を眺めていたらチョコチョコ歩く ウシカメムシ がいた。

なるほどウシカメムシのお目当ても枝の中に産み込まれた卵なんだな。

触覚で盛んに枯れ枝を探ってはときおり口吻を突き立てていた。

ウシカメムシ1.JPGウシカメムシは合計7匹が見つかったが、全部ツバキの枯れ枝に来ていた。

一箇所にそれぞれ2匹、2匹、3匹、という具合に三箇所で見つかった。

で、最後に覗いたツバキの枯れ枝にはウシカメムシの終令幼虫がいた。

ウシカメムシ幼虫2.JPGなるほど、ウシカメムシの成虫が7匹も次々と見つかったことは、ツバキで繁殖したという

ことだろうか。

ウシカメムシ、でっかい角がカッコいいのだが、その姿に似合わずチョコマカチョコマカ、

やたらと歩き回る。

ウシカメムシはしかし、越冬個体を見つけたり、あとは偶然に出会ったことがあるくらい。

今日はツバキの枯れ枝に絞り込んで探したら次々と見つかり嬉しかった。

公園ではアラカシの根元の洞でニホンミツバチの巣を見つけた。

ルリタテハ、ホタルガ、人馴れしたアオサギ、カワセミ、シロスジカミキリのもの凄い糞、

、、、、などなど、この公園では自然観察を一日中楽しむこともできる。

松山は平地でもシロスジカミキリがあちこちに多い。

実家のすぐ横のアラカシでも夏には産卵していたし、河川敷きのヤナギでも発生している。

それに比べると宮崎の三股町ではシロスジカミキリは山間に出掛けないと出会えない。

いわゆる普通種でも所変われば事情がまったく違ってくるので、

どこに出掛けても、何がしかの期待を抱くことができるわけだ。

ウシカメムシも珍しくはないが、どこに行けば多いか?と問われても困る類の虫ではある。




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