うちの林、庭の虫たちと花

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ツマグロコメツキモドキ.JPG
ツマグロヒメコメツキモドキ。体長、8ミリ。

コガタノゲンゴロウクモ網巣にかかる.JPGオオヒメグモに吸血されるコガタノゲンゴロウ。玄関の門灯にて。

ツクツクボウシぬけがら.JPGツクツクボウシの抜け殻。今日はツクツクボウシだけでなく、アブラゼミ、ヒグラシの

鳴き声も聞こえた。季節の進行に待った!をかけたい気持ち。

アザミウマ幼虫群.JPGクヌギ朽木に群れていたアザミウマ目の一種の幼虫。おそらく食菌性ではないだろうか。

真っ赤なのでよく目立つ。2時間ほどして見に行ってみれば、数匹に減っていた。

ウロコアリ.JPGアザミウマ幼虫群のすぐ傍を歩いていた、ウロコアリ。久しぶりにこのアリを見た。

冬の朽木割りではときどき出会うアリだが、普段はあまり見かけない。

ゲンノショウコ.JPGゲンノショウコの花。おしべの先には白い花粉がいっぱい溢れている。

林のあちこちでハラビロカマキリの卵のうが増えてきた。そこへカマキリカツオブシムシも

産卵に来ていた。イヌビワの若葉にはイシガケチョウの卵がいくつか付いていた。

コウモリガ蛹の頭が見えていた。振動を感じるとすぐに引っ込むがすぐに伸び上がってくる。

今夜か、明日早朝にも羽化するだろうか?

落ち柿にクロコノマチョウの夏型(ボロ)、秋型、そしてクロヒカゲ、ヒメジャノメが来ていた。

ジュズダマにはクロコノマの幼虫が数匹、すでに終令。

草むらにツマグロヒョウモン幼虫、蛹が目に付く。羽化直後のオス成虫もゆっくり舞っていた。

ヤママユの繭はまだいづれも羽化せず。

コカマキリのオスが低い草むらから飛び出してきた。

スジグロシロチョウが菜っ葉に盛んに産卵を繰り返す。

菜っ葉にはヒメナガメ交尾ペアが2組と終令幼虫が1匹。カップルのメスは後ろ脚で

オスを蹴っ飛ばしたり、お尻を振ってオスを振り切ろうとしているようだ。

数日前に家壁についていたタイワントビナナフシは飼育ケースの中で息が切れていた。

なんとか2匹目を探すが、いまだに見つからず。

営巣途中で泥巣を放棄したスズバチが、巣場所を探していた。

営巣場所は固い設置面がいいらしい。木の枝に球状の泥巣を作ることも多いが、

平面にべったりガッシリ貼り付けるほうが、仕事も楽なのではないだろうか?


                                    虫の観察日記、 以上。


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