家に戻ってみて妙に胸騒ぎがした。まさかと思いつつ車を降りて走る。
時計を見れば、午後4時10分。
アカメガシワの手前で思わず足が止まった。
これまでずっと観察を続けてきたコウモリガ蛹がすでに羽化を終えていたのだ。
羽化時刻は推定だが、午後3時半前後ではないだろうか。
羽化シーンを撮影できず残念だが、ようやく羽化してくれて気分はすっきりした。
それにしてもまだ明るい早い時間帯に羽化するとは意外であった。
ふと思えば秋冷のころ羽化するウスタビガも正午~午後4時の間に羽化するケースは
珍しくない。
前回、6日に羽化したコウモリガに比べて体は一回りは大きく、翅の色も少し違う。
前回の個体と詳しく見比べてみても、色模様、体長以外の区別点がはっきりしない。
強いて言えば腹端が翅よりか先に伸びているのが今日羽化した個体の特徴だろうか。
これはもしかしたらメスであって、コーリングしているのではないだろうか?
とずればここへオスが飛来する可能性もあるだろうと観察を続けてみたが、
午後6時過ぎ、この個体は夜空へと旅立ってしまった。※
コウモリガの姿は、私の目にはけっこう魅力的に映る。
撮影しているところへ嫁さんが帰宅したので、見てもらったがまったく受けなかった。
気味が悪い、というのが一般的な印象だろうか。
しかし羽化シーンを撮影するチャンスはまだ残されている。
うちの林のクヌギで蛹の姿を確認できている脱出口がもう一つある。
今度こそは撮影を逃すわけにはいかない。
※ コウモリガの配偶行動についてのある研究要項を読むと、
コーリングするのはオスの方であるらしい。コウモリガは姿形の妙に加えて、
その生態も変わっているようだ。
時計を見れば、午後4時10分。
アカメガシワの手前で思わず足が止まった。
これまでずっと観察を続けてきたコウモリガ蛹がすでに羽化を終えていたのだ。
羽化時刻は推定だが、午後3時半前後ではないだろうか。
羽化シーンを撮影できず残念だが、ようやく羽化してくれて気分はすっきりした。
それにしてもまだ明るい早い時間帯に羽化するとは意外であった。
ふと思えば秋冷のころ羽化するウスタビガも正午~午後4時の間に羽化するケースは
珍しくない。
前回、6日に羽化したコウモリガに比べて体は一回りは大きく、翅の色も少し違う。
前回の個体と詳しく見比べてみても、色模様、体長以外の区別点がはっきりしない。
強いて言えば腹端が翅よりか先に伸びているのが今日羽化した個体の特徴だろうか。
これはもしかしたらメスであって、コーリングしているのではないだろうか?
とずればここへオスが飛来する可能性もあるだろうと観察を続けてみたが、
午後6時過ぎ、この個体は夜空へと旅立ってしまった。※
コウモリガの姿は、私の目にはけっこう魅力的に映る。
撮影しているところへ嫁さんが帰宅したので、見てもらったがまったく受けなかった。
気味が悪い、というのが一般的な印象だろうか。
しかし羽化シーンを撮影するチャンスはまだ残されている。
うちの林のクヌギで蛹の姿を確認できている脱出口がもう一つある。
今度こそは撮影を逃すわけにはいかない。
※ コウモリガの配偶行動についてのある研究要項を読むと、
コーリングするのはオスの方であるらしい。コウモリガは姿形の妙に加えて、
その生態も変わっているようだ。