秋の一日にしては蒸し暑い

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蒸し暑い、そんな一日だった。

うちの林ではアブラゼミが断続的に鳴いていたくらいだ。

ツクツクボウシも鳴かなくなったのに、アブラゼミとは。

コウモリガ蛹の観察をしつこく続ける。

うちの林は時間があればできるだけ毎日、歩くようにしている。

斜面林だから庭続きと言えどサンダル履きというわけにもいかない。ちゃんと靴をはく。

足元からクロコノマチョウが転がるようにして現れた。遠くに飛び去ることができない。

ぼろぼろクロコノマ.JPG派手にやられたものだ。ほとんど飛翔できないようだ。

うちの林で目撃するのは2度目くらいだと思うが、オオアオイトトンボのメスがいた。

オオアオイトトンボ.JPGバッタの多い沖水川の土手に出掛けてみた。

セイタカアワダチソウ.jpgセイタカアワダチソウの群落に違和感を覚える世代とそうでない世代のギャップもあるだろ

無数のトノサマバッタが飛び跳ねていく。どの個体もまだ成虫になって日が浅い。

ショウリョウバッタ はまだオスの姿も多い。

褐色型のメスが路上で死んでいた。

ショウリョウバッタ死骸.jpg何者かに襲われたようだが、タヌキか犬あたりだろうか?

うちのチョロならこんな勿体無いことせずに、全部丸ごと食ってしまうのだが。

襲ってみたものの、あんまり美味くないワ!とばかり捨てられたのだろうか?

褐色型のショウリョウバッタはあまり多くないので、勿体無いとは私も思ったのである。

このあと草むらで3匹のマメハンミョウを見かけた。

久しぶりにマメハンミョウを見たが、おそらくどこか近くに

もっと規模の大きな集団があるのだろう。

バッタが多い環境だけに、マメハンミョウもいて当然のことかもしれない。

土手で1時間半ほど観察してから、鹿児島空港へと向かった。

三股町からだと約1時間半ほど。初めてETCのゲートをくぐるときは、

ちょっと緊張した。


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