マエグロシラオビアカガネヨトウ

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長い名前である。

マエグロシラオビアカガネヨトウ

何度もこの和名を唱えていたら、写真をチラリと見た嫁さんが、

「見たまんま、じゃん。」と言って笑った。

たしかに。

マエグロシラオビアカガネヨトウ1.JPG本種は昨日、うちの林で見つけたのであるが、今日も同じ場所近くにいた。

ということは昨日から飛翔することもなくここでじっと休んでいたのだろう。

面白いのは前翅の翅端部が折れ曲がっていることで、まるでジェット機の垂直尾翼みたい

に見える。うしろからの写真はこちら↓

IMG_7138.JPG飛翔するとき、この山になった部分はこのままの形を保っているのか、

それともこうして翅を畳んでいるときだけの形状なのかは、知らない。

マエグロシラオビアカガネヨトウを最初に見たときは、SFアニメ「スーパージェッター」に

登場する「流星号」を思い出した。水陸空を自在に飛びまわれる

未来の乗り物でしなやかにボディが曲がったりする。

いわゆるロボットカーで未来から来た少年ジェッターの口頭指令に従うのが凄かった。


さて、今朝は霧島山のシルエットの南西方向に月が見えていた。

月と霧島山12月.JPG


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