ムラサキツバメ越冬集団

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ミカドアゲハ越冬蛹を探しに、都城市のある公園を訪れた。

オガタマノキに着く前に、クロガネモチの梢でムラサキツバメとムラサキシジミの越冬集団が

見つかった。ムラサキツバメは15頭の一塊、

、ムラサキシジミは4頭+ムラサキツバメ2頭の混合集団。

ツバキの梢では推定30頭程度のムラサキツバメ集団もいた。

なるほど、この場所は風が強く吹いても比較的、穏やかな谷間になっている。

肝心のミカドアゲハ蛹は見つからなかったが、もうそれは如何でもよくなった。

どうやら越冬集団のツボのような場所であるらしい。

ならばまだ見つかるだろうとしつこく眺め歩いたら、やはりもう一つ集団があった。

カクレミノの枯れかけた葉っぱに集まっている。  遠いけど、いい感じだ。

ムラサキツバメ集団カクレミノ1.jpg     (写真:E-PL1s  40ー150ミリズーム 望遠端で撮影 )

崖の上にあって簡単には近づけない絶妙な場所である。ここなら人にも気付かれまい。

しかし、遠目からでもよく目立つ。探している人間にはよく見えるのだ。もっともこれを

見て蝶の集団とわかる方は稀であろうかと思う。枯葉の塊にしか見えなくて当然。

近くから撮影したいので遠回りしてから崖の上へと登ってみた。

崖から突き出した葉っぱなので、空中浮遊でもしない限り

正面からカメラを構えることは不可能jだ。

そこで片手でカメラだけを突き出し、ノーファインダーで撮影した。

XA166411.jpg      (写真:E-PL1  9-18ミリズーム FL-300R 使用 )

小型軽量のE-PL1にストロボも小さなFL300R。この組み合わせにしておいて正解だった。

足場がたいへん悪く、気をつけないと崖から転落しそうだ。

折り重なるようにしているので正確な頭数はわからないが、40頭以上の集団である。

公園から帰り際に林を振り返ってみた。

ここで越冬しているムラサキツバメの数は200頭を超えるのではないだろうか。



今朝は午前6時ころから停電になった。

朝食のスープはすでに煮込みに入っていたので間に合ったが、

弁当作りは断念した。うちは井戸水だから電気が来ないとポンプが動かない。

ペットボトルの飲料水備蓄はあるが、懐中電灯での調理はやりづらい。

どうやら停電は我家周辺の集落だけのようだった。

生活水が止まるのはかなり困る。

ポンプだけでも稼動できるよう、小型発電機は買っておくべきかと思った。

停電は50分程度で回復したが、九電からは何の説明もない。

こちらから聞かない限り停電の原因や状況の仔細はわからないのだろう。

以前にもこういう一部地域の停電があった。

いずれまた停電は起こり得ると思うので、対策を備えておきたいものだ。

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