ひむか昆虫記

昨年の今日はどうだったろうか？

この「ひむか昆虫記」アーカイブを手繰ってみれば、

なんと積雪があったと記されている。そうか、昨年はずいぶんと寒かったのだ。

しかし今日は風もほとんどなく暖かい一日で、大掃除も順調に進んだ。

うちの林は南向きの斜面になっているので、キタテハが３～４頭、日光浴していた。

こういう季節だから余計そう感じるのかもしれないが、いい蝶だなあ、とあらためて思った。

暖かいとは言っても、朝晩はやはり冷える。

朝一番、外に出てみれば霜が一面に降りて白くなっていた。

先月の末頃、ウスタビガの配偶行動を観察、撮影したクヌギの梢には

ヤマカマスがぶら下がっている。　　その繭には小さな卵がしっかりと貼り付いている。

無造作に産みつけられたように見えても、

この卵の子供らが、ちゃんと春には新芽に辿り着ける。

生きることとは何だろう?　　こうして命をつなぐこと、なのかな。



大晦日とて、我家ではＮＨＫの紅白歌合戦に釘付けとなる。

しかし私はこの番組を観るのは苦痛なので、レンタルビデオを借りておいた。

ＳＦ新作映画と日本映画を2本。

独り、仕事部屋で映画鑑賞します。

それでは、皆さん、よいお年を。