動かぬクモ、ふたたび

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3月に予定している自然観察会の下見に行ってきた。

場所は宮崎県、小林市。

渓谷には遊歩道が整備されており、岩盤をくりぬいたトンネルがいくつも続く。

ルリミノキの実は萎んでいるが、それでも瑠璃色が鮮やかだ。

ルリミノキの実.jpgルリミノキが茂ったある場所で、ここならいるだろう、と思えて探してみたら、

やはりいた。              とはいえ、最初は鳥の糞にも見えた。

ワクドツキジグモ全景.jpgさらに寄ってみれば、

ワクドツキジグモ中より.jpg間違いない!  ワクドツキジグモ の幼体 である。

上の写真とは天地を逆にして高倍率撮影。

ワクドツキジグモ幼体アップ.jpg本種を撮影するのは一年ぶり。

今日の発見でワクドツキジグモの生息環境というものが少し見えてきた気がする。

同じルリミノキの葉裏では、イトヒキミジンアリタケらしき冬虫夏草も見つかった。

遅めの昼食はカップラーメンにしてみた。

久々に スベア123 使って湯を沸かそうとしたら、プレヒートしても点火できず。

整備不良であろう。時間もないのでガスストーブに切り替えた。

写真画面左が、愛用のスベア123。

ストーブ2台.jpgカップラーメンは小林市のコンビにで売っていた、鹿児島ラーメン。

カップ麺.jpgカップ麺にしては高かったが、味はそこそこ。

スベア123 は小型軽量で火力もあり、とても気に入っているが、少々使いづらい。

ネットで調べてみたら、これを徹底改良している方のブログを見つけた。

これまで不便と感じていた点を、私なりに改良してみようという気になった。

冬場は火を起こしてお茶を入れるだけでも楽しいものだ。

なお、昨日のコガネグモと本日のワクドツキジグモの高倍率撮影で使用したレンズは

同じレンズ。

オリンパスEシリーズの14-42ミリズームレンズをリバース改造したもので、

キャノン65ミリマクロレンズと同程度の倍率まで撮影できる。

このレンズをオリンパスPENのE-PLシリーズで使う。

冬場のフィールド撮影では、PENカメラのみで動くことがほとんどである。







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