虫タマゴラス、とは

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久しぶりに雨。

ずっとあれこれ文献を読んでいたら一日が終わってしまった。

調べたいと思っていたことのいくつかについて、かなり詳しい記事が見つかった。


さて、先日、子供部屋の片付けが終わったあと、次男が私の部屋に2個の玩具を

戻しにやって来た。私が机の引き出しに大事にしまってあったのを目ざとく見つけ、

おもちゃ箱へと連れ去られていた玩具である。

その一つは「虫タマゴラス」のカミキリで、もう一つは「恐竜エッグ」。

XA157236.jpgカミキリムシのモデルはゴマダラカミキリであろうか。

卵を展開していくとカミキリムシに変形する。

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XA157240.jpgここまでの展開は誰でもすぐにできる工程だが、

ここから脚の付け根を反転させることに気付くまでには初めてだと試行錯誤が必要だ。

脚はたい節、けい節、ふ節、と造りが細かい。

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XA157244.jpg伸ばしてあった首を縮め、胴体部分を畳めばカミキリムシが完成。

XA157247.jpg東京動物園協会がかつて発行していた「インセクタリウム」の、

1989年1月号にカマキリの工芸品や玩具を扱った記事が載っている。

当時その誌面に出ていた工芸品のいくつかは、自分も買い求めたことがある。

バンダイの「虫タマゴラス」というシリーズのカマキリは、

一目見て欲しくなったがなかなか購入の機会がなかった。

今のようにネット情報もない頃だ。バンダイに問い合わせればよかったのだろうが、

そこまでして欲しいとも思わなかった。

ところがその記事を読んでから6年後、松山市のある温泉で偶然にも

「虫タマゴラス」に出会ったのであった。一個200円のガチャポンの中にあった。

カマキリを出すことはできなかったが、カミキリムシとそして別会社の

「恐竜エッグ」を手に入れることができた。

XA157250.jpg「虫タマゴラス」、今では1200円という買取価格がついているようだ。




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