昨日、クヌギ林で見つけたヤママユの繭だが。
去年の夏に羽化していないことは明らか。おそらく寄生蜂に寄生されたのだろう。
それを確かめるために繭を切り開いてみた。
立派な触角が見えるのでオスの蛹とわかる。そしてずっしりと重い。
この蛹を思い切って解剖してみる。
中にはクリーム色の内容物が詰まっており、ヤママユ蛹はまだ生きているかのようだ。
しかし、よく見ると艶のある黒い袋が納まっていた。それはじつは、
寄生蜂の糞が詰まっている袋だろうと思われる。まだ小さいがいづれ蛹の内容物が
減るにしたがい数倍以上に増大することを以前の観察で経験している。
慎重にそれら内容物を取り除いていくと、蛹の中心部に埋もれるようにして
大きな蛆虫が潜んでいた。
この蛆虫が蛹の中身を喰い尽くし成長すると、やがてはコンボウアメバチの蛹となる
はずだ。
リンクしてある写真画像は、2006年4月22日にアップした「昆虫ある記」の記事から。
どうやらコンボウアメバチが蛹化するのは4月後半ころであるようだ。
去年の夏に羽化していないことは明らか。おそらく寄生蜂に寄生されたのだろう。
それを確かめるために繭を切り開いてみた。
立派な触角が見えるのでオスの蛹とわかる。そしてずっしりと重い。
この蛹を思い切って解剖してみる。
中にはクリーム色の内容物が詰まっており、ヤママユ蛹はまだ生きているかのようだ。
しかし、よく見ると艶のある黒い袋が納まっていた。それはじつは、
寄生蜂の糞が詰まっている袋だろうと思われる。まだ小さいがいづれ蛹の内容物が
減るにしたがい数倍以上に増大することを以前の観察で経験している。
慎重にそれら内容物を取り除いていくと、蛹の中心部に埋もれるようにして
大きな蛆虫が潜んでいた。
この蛆虫が蛹の中身を喰い尽くし成長すると、やがてはコンボウアメバチの蛹となる
はずだ。
リンクしてある写真画像は、2006年4月22日にアップした「昆虫ある記」の記事から。
どうやらコンボウアメバチが蛹化するのは4月後半ころであるようだ。