謎の蛹の正体

| | トラックバック(0)
昨日の夜、羽化したのはカギバ科のクロモンカギバ であった。

WW186261.jpg謎のの正体もこれで判明した。ケース内で暴れて後翅が傷んでしまった。

蛹化場所はヒサカキの葉上ではあったが、本種の食樹はハゼノキのようである。

幼虫は鳥の糞にそっくりな姿のようなので、幼虫に出会う楽しみもできた。


さて、昨日、シロモジ?と自信が無かった花木であるが、

ある方から「アオモジでは?」とのご指摘をいただき、今日、あらためて見に行ってみた。

しつこく枝先を眺めていると落葉樹ではあるが、枯れて落ちずに残っていた葉があった。

IMG_8622.JPGなるほど、葉っぱを見れば一目瞭然、葉が三つに中裂するシロモジとは違うことがわかる。

御指摘いただいたように、やはり「アオモジ」のようである。

幹の様子もシロモジとはかなり違っていた。

アオモジの黒い実は、レモンの香りがするらしいし、材にも芳香があって高級楊枝に加工

されるという。

今夜は、田上地区の中の支部で、「田講会(たのかんこう)」がある。

年度末に行われる支部例会のようなもので、支部の世帯主が顔を合わせ一杯やる。

うちの支部は21世帯なので、21名が公民館に集う。

« 春の花木       小春日和 »