我家のスミレ

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我家に自生するスミレは、少なくとも3種類。

一番確かなのは、スミレ Viola mandshurica  であろう。

スミレでは、ツマグロヒョウモンの幼虫が育っていることがよく目に付く。

濃い紫色の花、力強い立ち姿に、高校生のころから馴染みが深い。

スミレの他に私が識別できていると思われる2種について、今日はきちんと調べておいた。

IMG_9821.JPG小さな白い花をつける本種は、地上茎があるグループ。「ツボスミレ」であろうか?と

ずっと思っていたが、どうやらそれで合っているようだ。ツボスミレは「ニョイスミレ」という

和名もあるようだが、どちらがよく使われるのかはわからない。

掘り出してみた。

IMG_9831.JPG雌しべの花柱を上から見てみた。

IMG_9852.JPG「日本のスミレ」(いがりまさい著:山と渓谷社)に出ている花柱の写真とは少し形状が

違っているのが気にかかる。

もう一種は、コスミレのようだ

IMG_9807.JPGこれも引き抜いてみた。こちらは地上茎がない。

IMG_9826.JPG
コスミレの雌しべ、花柱を上から見たアップ写真↓

IMG_9843.JPG横からだと、

IMG_9846.JPG花柱を正面(画面右手から)から眺めて見ると、

たしかにカマキリの頭部の形に、そっくりだ。

IMG_9837.JPG



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