トラフシジミ、春型

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写真データ検索の仕事がなかなか捗らない。

理由は普段からしっかり整理できていないからだ。

さて、こういうときに限って思いがけないトラブルが生じるもので、

メインパソコンのマウスが調子悪くなった。

ちょうど気分転換にいいとは思ったが、時間のロスは大きい。

街まで出掛けた。

都城市でパソコンの周辺機器を買うなら10号線沿いの「100満ボルト」が一番近い。

売り場面積は狭いがちょっとした買い物はほとんどここで間に合う。

マウスも知らないうちに進化しており、光学式の次にレーザー、そして今は

ブルーLEDとなっている。電池消費量が少なくて済むならLEDに決めるしかない。

もちろんワイアレスである。有線マウスにはもう戻れない。

いづれ将来、マウスの存在も無くなる日が来るかもしれないが。

さて、昼食後の休憩に庭に出てみると、アセビの花にルリタテハ、アカタテハ、

そして、タテハモドキ、ムラサキシジミが来ていた。

タテハモドキは以前に林で見た個体と同じではないだろうか。翅の破れ方でわかる。

隣のボケに目を移すと、なんとトラフシジミが舞い降りた。

トラフシジミは初めての飛来だと思う。

しばらく休んでからアセビへ移動、さかんに吸蜜し始めた。 メスであろうかと思う。

IMG_0072.JPG先日から気になるのは、隣のボケの花に来たチョウはスジグロシロチョウだけで、

チョウ達に人気があるのはアセビの花である。

出る蜜の量とか、花の色がどう見えているか、とかいろいろ理由はあるのだろうが、

ハチの行動を見ていると、ボケの花でかなりの時間、蜜をたっぷり吸っているようだから

蜜の量がボケでは少ないとは言えない。


アセビの花もさすがにそろそろ傷み始めているが、それでも花期は長い。それに

花数も密生して多いから、昆虫たちに人気があるのはよくわかる気がする。

そろそろ部屋に戻ろうかと後ろ髪を引かれる思いで歩みかけたとき、

トラフシジミが、ゆっくりと翅を広げてくれた。

IMG_0088.JPG今朝は霜が降りて寒かったが、昼前からは陽射しも強く、部屋の中よりか外にいたほうが

暖かいくらいだった。しかし、仕事は室内作業なので午前中はストーブを焚いていた。

私の仕事部屋はとにかく寒いのである。

WW276294.jpgコブシの花も盛りを過ぎた。近所の桜は少しづつ開花し始めたところだ。



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