クロオオアリ

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庭のヤマアジサイも葉をどんどん広げている。

葉っぱはまだ小さいが、いろいろな昆虫がすでに棲みついている。

数が多いのはオオクロヒラタヨコバイ。

よほど近づいて見ないとゴミか虫の糞にしか見えない。

ほとんどじっとして動かないが、驚くとピ~ンと一気に跳ねる。

雲が多めだが陽射しはかなり強い。じっとしていると日焼けしそうだ。

オオクロヒラタヨコバイを撮影していたら、ヤマアジサイの若葉を綴っている最中の

コロギス幼虫もいた。小さな小さな産卵管が可愛い。

コロギス幼虫、昨日はコナラ若葉の中で一匹、そして今日はヤマアジサイと

落ち葉の上で2匹と、立て続けに出会っている。

残念ながらまだ、夜の狩りのシーンを見たことが無い。

ツマキチョウのオスもよく行き来する。花には目もくれず、白色なら何にでも寄っては

すぐ先を急ぐ。メスを探しているのだろう。

虫の姿がいきなり増えてきて、メモに留めるのも忙しくなってきた。

地面に横たわってオランダミミナグサやキュウリグサ、ナズナの小さな花を

眺める。どの花もルーペを使って拡大してみると、なんとも見ごたえのある姿である。

どこにでも生えている花だが、こうしてゆっくり観賞して楽しめる。

桜をいっぱい植樹した公園など、私にはあまり嬉しくない。

お花見は山桜をはじめ野辺の植物たちだけでじゅうぶんだと思う。

カラスノエンドウの花外蜜腺にはどれにもクロオオアリがたかっていた。

Y0120159.jpg(写真: OM-D  E-M5 14-42ミリズーム改造レンズ ストロボFL-300R×2 )


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