トガリシロオビサビカミキリ

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[ 愛媛県松山市 ]


昨日はWiMAXの接続が夜になって不安定になり、更新できなかった。

雨が降ると接続が切れることが多い。

ノートパソコンを庭に持ち出すと少し受信が回復するけれど。

昨日はある昆虫の卵を探すために、「湯築城址公園」に行ってみた。

これで4回目。

すでに孵化シーズン真っ最中であり、見つかるかどうか不安もあった。

案の定、孵化殻が次々と見つかり不安は適中。

しかしそうそう簡単に諦めるわけにもいかない。

さらにしつこく探してみると、あった!今にも孵化しそうな卵が。

粘りに粘って、必要な数を確保できた。正直、ホッとした。

さて、

四日前に一旦は持ち帰ったヒラズゲンセイ♂を元の公園に放した。

このオスは最初に摘んだときに黄色いカンタリジン液を出したが、

その後はいくら触っても出すことはなかった。

糞は一度排泄したが、クマバチの糞とそっくりな黄褐色の軟便だった。

クマバチ幼虫の餌を横取りして育ったのであるから当然といえば当然だろう。

立派な大顎を持っているが、噛まれたことはない。

配偶行動時に大顎を使ってメスの体を押さえ込むことが観察されている。

オス同士での闘争にも使うだろうか。

P6180083ヒラズゲンセイ.jpg
( 写真: OM-D E-M5   マクロ45ミリレンズ )

ヒラズゲンセイのオスには随分と憧れを抱いてきたが、その容姿はカッコいいというより

むしろ可愛らしい表情をしている。

ヒラズゲンセイは乾燥標本にすると体色が褪せてしまう。

公園をしばらく歩いていたら、ヤニサシガメ に続いて、

トガリシロオビサビカミキリ がいた。

P6180121トガリシロオビサビカミキリ.jpg
( 写真: OM-D E-M5  マクロ45ミリレンズ )

「湯築城址公園」を訪れるたびに思うことは、

こうした自然環境がある程度残され公園が、都城市や三股町にもあればいいのだが、

ということである。


今日は母親の手術が行われ、私は朝から病棟で待機している。

さすがに今日は仕事をオフとしたが、夜には室内撮影を再び予定している。

病院は街中(私が卒業した県立松山南高等学校のすぐ傍)にあるので、

天候に関係なくWiMAXの受信状態はすこぶる安定している。

病棟は老朽化しており、北側に新しい病棟が建築中である。

本来なら松山城とその城下町を一望にできるはずだったが、

建築中の巨大なビルに遮られている。







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