キノカワガ幼虫の習性とは

| | トラックバック(0)
[ 愛媛県 松山市 ]

実家の庭の柿の木。ときどき覗き込んでみると何かしら虫の姿がある。

今日はナガゴマフカミキリが数頭、集まっていた。

そして初めて気づいたのが、キノカワガ幼虫の習性。

数頭いた幼虫の全部が、葉っぱの縁で休んでいる。

縁にこだわる理由でもあるのだろうか?

まずは中令幼虫。

P6260001_01キノカワガ中令幼虫.jpgおそらくこの幼虫が残したものと思われる、食痕がある。

次に若齢幼虫。こちらは葉の表面を舐めとったような食痕である。

P6260004キノカワガ若齢と食痕.jpgキノカワガ幼虫の姿は、イモムシのなかでもシンプル過ぎてあまり興味が湧くこともなかった

が、彼らなりの「こだわり」を知ってみると、魅力を感じるようになってきた。

冬には実家の傍のあちこちの木で成虫の姿が多い。

昨年の暮れに撮影した成虫の姿はこちら ↓

20111227_26.jpg成虫も幼虫も、止まり方において「こだわり」があるようだ。

使用機材: OM-D E-M5  、 E-PL2

        M.14-42ミリズームレンズ+魚露目8号レンズ、 マクロ45ミリレンズ



« ドウガネブイブイ       働きアリ »