ゴキブリ、ふたたび

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[ 愛媛県 松山市 ]

築40年近い実家は、クロゴキブリの生態観察にはうってつけである。

夜遅く台所で酒を飲んでいると、まさに酒仲間として登場するのがクロゴキブリ達である。

私の親は、「ゴキブリなんぞ見たこともない。ゴキブリホイホイ掛けているし、いるわけがない」

と宣うのだが、そんなわけがない。築40年の古い家屋の流し周りはゴキブリ天国である。

そこで今日は、台所の流しの裏側を観察してみた。

そこまでしなくても流しの扉を開けるだけでも事足りるのだが。

流しの裏側は凄いことになっていた。

クrゴキブリのうんちだらけ。卵嚢もかなり付着していた。

ゴキブリが嫌われる理由には、姿や行動だけでなく、

彼らが撒き散らす糞の痕跡も大きい。その夥しい糞を見ていると、さすがの

私もこれではイカン!と思うのであった。これは汚い。

しかも何となく、ゴキブリ臭が漂う。これもイカン。カメムシのいい香りとはまったく違う。

ゴキブリの棲家の匂いはやはり、不愉快である。

で、生態観察もそこそこに、いや観察も怠り無く続けながら、室内撮影もこなしつつ、

台所の大掃除を行った。

ゴキブリのしわざの写真も撮ったのではあるが、掲載は避けておこう。

製薬会社はせっせとゴキブリ駆除製品を開発し次々tと新商品を販売するが、

まさかゴキブリを根絶しようとは考えていないはずである。

そこそこ成果のある製品を小出しにしながらも

ゴキブリ天国あっての製品販売が成り立つわけだから。

ゴキブリがまったくいなくなっては、制薬会社も困るだろう。






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