オオハラビロトンボとベニイカリモンガ

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[ 宮崎県 綾町 ]

明日、綾町で昆虫観察会があるため、午後から下見に行ってみた。

本来は5月に予定していた観察会だが、雨で順延となっていた。

今朝は激しい雷雨が続いたが、午後からは嘘のように晴れた。

明日はおそらく梅雨明けではないだろうか。

綾町は照葉樹林で有名だが、深い渓谷ではヤマビルがたいへん多い。

それもあって歩きやすいフィールドを検討してきたが、

ちょうど良い場所を教えていただいた。「冒険の森」と看板がある。

P7070071冒険の森.jpg川に沿った遊歩道は整備されており、森の手前には広い草地があり、昆虫を観察するには

多様な環境要素がコンパクトに揃っている。

遊歩道を歩き始めてすぐに、上流からヤマセミが現れて目の前5メートル先の枝に止まった。

まるでブラインドの中から眺めているかのような至近距離であった。

ヤマセミもこちらをじっと見つめている。これだけ間近で姿をじっくりと堪能できたのは

久しぶりのことだ。ゆっくり望遠レンズを取り出してみたが、さすがにヤマセミは

上流へと飛去ってしまった。が、それほど離れていない枝に止まった。いや、

止まろうとした枝がポキリと折れてしまい、慌てて移動していった。

枝が折れなかったら10メートル先の姿をもう少し堪能できたはずだ。

足下から ベニイカリモンガ が飛び出した。

P7070106ベニイカリモンガ.jpgベニイカリモンガはそれほど多い蛾でもない。薄暗い環境を好むようだ。

林に囲まれた同じ場所に、オオハラビロトンボ のオスがいた。

P7070123おおはらびろとんぼ.jpgうちに戻ってから、「ネイチャーガイド  日本のトンボ」(文一総合出版)をさっそく開いて

確認。やはりこの図鑑はとても使いやすい。

P7070142おおはらびろとんぼ.jpg
使用機材: OM-D E-M5    M.12-50ミリズーム、M.40-150ミリズーム、マクロ45ミリレンズ

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