台風7号

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[ 鹿児島~愛媛県 松山市 ]

昨日は、台風7号が九州の西側を北上。暴風圏内には入らないものの、鹿児島県、

宮崎県には雨雲が発生し、大雨が予想されていた。

しかし鹿児島空港から松山行きの便は無事に離陸した。

暴風警報の出ていた奄美大島行きも松山便の前に出発していたので、これなら

問題ないだろうと思えた。ただ、屋久島行きの便は当地が大雨のため離陸はするが

着陸できなければ引き返すとのアナウンスが流れていた。

せっかく飛んでも、鹿児島空港に戻されたのではたまったもんではない。

P7180010雲海.jpg「グオh~ン、グオh~ン!!」というプロペラエンジン音は、ジェット機の轟音とは違って

何か頼りがいを感じる。この飛行機、一生懸命、飛んでいるなあ~などと感情移入する

のである。窓際ではあったが翼の上で視界はよくない。それでも旋回時に機体が

傾くと上の写真のように広大な雲海を眺めることができた。


斜め前にいる搭乗員の方がときおり窓の外を眺めていた。そのタイミングからして

今ルートのどの辺りを飛行しているか確認しているように見受けた。

宮崎北部、高千穂町上空では機体がガタガタ揺れてきた。「来たか!」と

思わず脚を踏ん張るも、急降下もなくたいした揺れには至らなかった。

フライト時間は約55分。本を開くこともなく、搭乗員の動きばかり見ていた。

ま、若い女性ですから。

狭い機内の中でもいろいろ細々した仕事があるもんだなあ、

いやそれとも働くフリが半分くらいだったりして、などとつまらぬ事ばかり考えていた。

締切が近い連載記事の原稿のことも、機上ではすっかり忘れていた。

瀬戸内海で機体は降下し、かなり低い高度を維持しながらゆっくりゆっくりと

松山空港を目指す。旋回するたびに二神島や中島だろうか?

小さな島が眼下に過ぎていく。

定刻より15分遅れで、松山空港に着陸した。

P7180014松山空港.jpg松山はすっかり梅雨明けしており、鹿児島空港周辺より気温が6度も高い。

陽射しも強烈だ。

所用があって空港でレンタカーを借りると昼食後、西予市の野村町に向かった。

高速を走れば1時間半程度の距離。野村町にはダム湖がありそれを取り巻く山には

常緑樹林が続いている。まだネムノキの花も咲き残っていた。

夕方、松山の実家に戻り、メールを開いてみたら、カメラ雑誌の原稿依頼が

入っていた。締切は今月いっぱいらしい。

カメラ雑誌の取材を受けたのは8年も前の「デジタルカメラ マガジン」以来だ。

昨夜はUQ-WiMaxの受信状態が不安定で、メールチェックした直後から

ネット接続ができなくなった。ので、記事内容は昨日のことです。

( 写真: OM-D E-M5  M.12-50ミリズーム  )







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