ヤママユ、そしてスミナガシ

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[ 宮崎県 三股町 ]

梅雨明けして三日目。

少し気を抜いた間に、庭のヤママユ繭の一つが羽化を終えていた。

繭上部にぽっかりと大きな穴が空いている。

IMG_5133やままゆ繭殻.JPG昨年はことごとくコンボウアメバチの寄生を受けてヤママユ繭はほとんど羽化しなかった。

写真展の準備、原稿書き、講演の準備、など室内作業も多い日々だが、

我が家の林を少しだけ歩いてみた。なんでこんなに忙しいのだろうかと思うが、

フィールドを歩いているときは時間を忘れる。

うちで一番大きなクヌギの根元近くに、スミナガシが休んでいた。

IMG_5166スミナガシ.JPGこの個体と出会う前に少し小柄なスミナガシも見ている。おそらく最初のがオスで、

写真はメスではないかと思う。すでに翅は擦れている。

チョウに感情があるとすれば、こう思っているかもしれない。

「翅の模様に見とれているな。しめしめ。そうよ、翅が綺麗でしょ。ウフ」

翅は破れても命に別状は無い。

しかし、体に損傷を受けるのは避けたい、困る。

私たちはチョウを見るとき、翅に注目し体のほうはそれほどしっかりと見ていない。

IMG_5169スミナガシアップ.JPG
( 写真全て: EOS-7D  EF100ミリマクロレンズ ストロボ270EX-Ⅱ)


キャノンからミラーレスカメラ、EOS-Mの発売(9月)が発表されていた。

撮像素子はAPS-Cサイズで1800万画素。

新たなEF-Mレンズ以外に、アダプターを使えばEFレンズ群も使える。

当然、いづれは出てくるだろうとは思っていた、カメラだ。

ボディ単体では6万円代のようだ。

「お知らせ」

8月11日〜三股町JR三股駅のギャラリーで写真展を開催します。

まだ準備に追われていますが、是非、ご来場下さい。







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