オオカマキリ、羽化する

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[ 宮崎県 三股町 ]

今朝は小雨。

午前5時40分、気になっていたオオカマキリ終令幼虫がすでに羽化を終えていた。

Z8200541オオカマキリ羽化.JPG羽化推定時刻は午前4時~5時の間頃であろうと思う。

このオオカマキリは一昨日、羽化が近いことがわかり気にかけていた。

兆候は翅芽の様子で判断できる。

昨日はいつもの場所で姿が見えず他の場所に移動したかと思えたが、

じつは草むらの中に潜んでいたようであった。

羽化場所はこれまでの草むらのほぼ同地点であった。

羽化間近となって餌を絶っていたのだろう。


さて、昨日は「みまたんえき」ギャラリーでの写真展を終了し午後4時半から撤収作業。

作業はわずか30分程度で完了。役場の方々にはたいへんお世話になりました。

写真パネルの収納庫は事前に整理しておいたが、今回のパネルを入れてほぼ満杯と

なった。これ以上パネルを増やすことはできないので、今後はプリントの差し替え

作業が必要となる。



午後7時からは、盆祭りの反省会が地区の公民館であった。

反省会であるから来年の開催を見据えて問題点を洗い出し、

出席者の方々が意見を述べて、改善すべきことは何かを明確にしておくと良い。

私はせめて世話役の方々がハッピやあるいはアロハシャツなど着て、

祭りの雰囲気を盛り上げてはどうかと提案した。ほかにも細々とした改善点はあるが、

見た目の印象として、衣装というのは大事かと思えた。

焼き方などは暑くてたまらないだろうから、豆絞りを頭に巻くだけでもいいかもしれない。

「焼き方は、ビール飲み放題にしては!」などと、余計な提案までして失笑を買った。


午後10時過ぎ、夜道を歩いて戻った。

公民館からうちまでは約500メートルほど。

夜露で濡れるので遠回りではあるがアスファルトの車道を歩いた。

途中、路面にお尻を突き立てるショウリョウバッタのメスの姿があった。

たまには車道を歩いてみるものだ。思わぬ収穫であった。

路面に亀裂でもあれば土中産卵が叶うだろうが、どう見回しても硬い

アスファルトとコンクリートしかない。余計なお節介だがこのメスをうちまで持ち帰り、

庭に放しておいた。しかし、ショウリョウバッタの産卵期としてはずいぶん早いかと

思う。8月に入ってオスの成虫は増えたが、メスはちょうど羽化初期のようで

まだ新成虫は少ない。成熟し交尾を終えたメスがすでにいる、というのは

意外だった。産卵行動をとるというのはすでに卵巣が成熟しているからだと

考えたいが、あるいは何らかの原因で異常行動だった可能性もあるだろうか?

ショウリョウバッタの産卵時刻は主に夜間で、ときに明るい時間帯にも行うようだ。

オオカマキリの羽化も多くは日暮れてからで、しかし天候などの条件によっては

午前中にも観察されている。羽化や産卵を観察するには結構、忍耐と時間が掛かる

ことには変わりない。


( 写真: E-M5  ライカ45ミリマクロ )


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