[ 宮崎県 三股町 ]
先日開催した「みまたんえき写真展」の会場では、アンケート用紙も置いてあり、
今日、そのアンケート用紙の集計を役場から私の元へ届けていただいた。
アンケートのなかの感想文で、「クモが恐い」というのが目に付いた。
たしかに写真展ではササグモの脱皮連続写真や、ジョロウグモの網巣のアップ、
アオオビハエトリ、ハシリグモの一種などのパネルもあった。
世間ではクモを恐いと感じる人が多い。
同じく昆虫への恐い、気持ち悪い、汚い、と感じる人も多い。
いや、この人達はおそらく自然全般に対する警戒感が強いはずで、
その気持ちはわからないでもない。
知らないものは、ともかく怖れていたほうがいいのだ。
クモへの恐怖心について、私が少し鈍感だったことは認めなければならない。
なぜなら、普段、私は昆虫の世界に入り浸っており、それ以外の生き物に
思いが薄いのはたしかである。
自然全般への広い興味を抱くという思いはあるが、それをどこまで実践できるかは
個々の能力、才能も関係する。
さて、庭先の目立つところに、富士山型、ドーム巣があった。
スズミグモの網巣である。
このスズミグモの網巣を、「レースのように綺麗だ!」と私は感じるが、
「クモが嫌い」という固定観念に囚われている方には、そう感じるのは無理な話だろう。
見たものをどう感じるか、それは決して単純なことではない。
自然について、綺麗とか、可愛い、とか肯定的に捉える場面は、
通常、世間一般には相当に狭い範囲のことであろうと思う。
例えば異常なほどのパンダ人気はその代表だ。
素直に自然の景色を見る、というのは当たり前のようで、簡単なようで、
じつはたいへん難しいことのようだ。
固定観念とは何か、それを常に意識するかどうか、それも大事なことではある。
先日開催した「みまたんえき写真展」の会場では、アンケート用紙も置いてあり、
今日、そのアンケート用紙の集計を役場から私の元へ届けていただいた。
アンケートのなかの感想文で、「クモが恐い」というのが目に付いた。
たしかに写真展ではササグモの脱皮連続写真や、ジョロウグモの網巣のアップ、
アオオビハエトリ、ハシリグモの一種などのパネルもあった。
世間ではクモを恐いと感じる人が多い。
同じく昆虫への恐い、気持ち悪い、汚い、と感じる人も多い。
いや、この人達はおそらく自然全般に対する警戒感が強いはずで、
その気持ちはわからないでもない。
知らないものは、ともかく怖れていたほうがいいのだ。
クモへの恐怖心について、私が少し鈍感だったことは認めなければならない。
なぜなら、普段、私は昆虫の世界に入り浸っており、それ以外の生き物に
思いが薄いのはたしかである。
自然全般への広い興味を抱くという思いはあるが、それをどこまで実践できるかは
個々の能力、才能も関係する。
さて、庭先の目立つところに、富士山型、ドーム巣があった。
スズミグモの網巣である。
このスズミグモの網巣を、「レースのように綺麗だ!」と私は感じるが、
「クモが嫌い」という固定観念に囚われている方には、そう感じるのは無理な話だろう。
見たものをどう感じるか、それは決して単純なことではない。
自然について、綺麗とか、可愛い、とか肯定的に捉える場面は、
通常、世間一般には相当に狭い範囲のことであろうと思う。
例えば異常なほどのパンダ人気はその代表だ。
素直に自然の景色を見る、というのは当たり前のようで、簡単なようで、
じつはたいへん難しいことのようだ。
固定観念とは何か、それを常に意識するかどうか、それも大事なことではある。
( 写真: E-M5 ライカ45ミリマクロ )