阿蘇山

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[ 熊本県 阿蘇山 ]

昨日の午後から阿蘇山の広大な草原を歩いている。

草千里が元々、火口であったことに心底納得できるのは

杵島岳(1326m)の頂上から見下ろしたときではないだろうか。

いや阿蘇山を訪れたなら、烏帽子岳か杵島岳のいづれかに登ることを

是非、お薦めしたい。時期は春か今頃がベストだろう。

しかし真夏はかなり厳しい歩きになる。

B_008501草千里.JPG杵島岳へのルートはいくつかあるが、古坊中の元スキー場からのルートだと、

途中、往生岳(1238m)の頂上も通過できて面白い。

このルートを歩くと、牛たちもそれぞれの頂上まで徘徊していることがわかる。

B_008506杵島岳.JPG結構シンドイ坂道だが、牛達は餌ある限り、どこまでも歩く。

午前中に予定していた撮影と観察は完了したので、杵島岳へ登ることができた。

さて牛糞のことを知るためにはその質感を手で確認することも必要である。

B_008383牛糞をこねる.JPG写真の糞は排便後数日経ている。落としたばかりの生々しい糞は生暖かい。

糞をいじっていると、いつのまにか牛が背後に来ていた。鼻息が荒い。

今日歩いた時間は6時間半。

坐骨神経痛も完治はしていないが、とにかく歩けるのは助かる。

昼食は弁当屑を出したくなかったので草千里の食堂で「カルデラカレー」

を食べた。ここの駐車場は有料で410円が要る。これは環境整備への募金となっている。

カレーならハズレがないだろうと思っていたが、

「カルデラカレー」は食べ残してしまった。食堂もいつかあるので別の店だと

また味も違ったかもしれない。こうなると何処かでカレーの味直しをしておきたい気分だ。

夕餉に米焼酎ワンカップを土産店で買っておいた。

B_008526肥後椿.JPG今日は自分の英語力の無さにほとほと呆れてしまった。

阿蘇山には海外からの観光客も多い。なのでできれば最低限の会話ができるほうがいい、

場面もある。

( 写真 : EOS-7D  EF17ー40ミリズーム )










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