シロハラ、朽ち木崩しの技

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[ 宮崎県 三股町 ]

落ち葉をガサゴソとかき分け餌探しをするのがシロハラ。

どうやら近所の方々は、ツグミとシロハラを区別できていないようで、

世間から見て、シロハラはどちらかと言えばマイナーな冬鳥なのだろう。

しかし、我が家の敷地内では一番目に付く冬鳥である。でっかいしなあ。

ときにはぶつかりそうになるくらい、至近距離を飛んだりする。

「あの鳥、何?」と、今日も嫁さんから質問を受けた。やはり。

庭の片隅で羽繕いするシロハラ。大きさはほぼツグミ大である。姿は地味だ。

B_000043シロハラ羽繕い.JPG
B_000060.JPG
B_000062.JPG主に地面で採餌するシロハラだが、こちらがじっとしていればかなりの距離まで寄ってくる。

今日は私の足元2mまでやって来た。

B_000214.JPGゴックン!!  何を食べたんじゃあ!?  獲物の脚が見えるが。ああ~、すぐに消えた。

シロハラが落ち葉をかき分ける音はよく聞くが、今日はクヌギの朽ち木をガツン

ガツンと、ダイナミックに崩していた。挙句に、カブトムシ幼虫を引っ張り出したのには

驚いた。何度もつついてはいたが、さすがにカブトムシ幼虫は飲み込めない大きさだ。

シロハラが採餌していた一角には、ジョウビタキも頻繁にやって来た。

B_000027クモ捕獲.JPGいきなり捕らえた獲物は、クモの一種。

うまそうなタラバガニ、とでも言えようか。

残念ながら私は蟹料理は好きでない。だから、子供には喜ばれる。

蟹は眺めているだけでいいのである。

( 写真:EOS-7D EF400mm F5.6L USM )

今日使った望遠レンズ400ミリの撮影最短距離は3.5mと長い。

シロハラがどんどん寄ってくるとピントが合わないので、困った。

最下段、ジョウビタキの写真はトリミングしてある。

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