はやにえ、そして暖かい一日

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[ 宮崎県 三股町 ]

今朝早く、犬の散歩に出た。

はやにえ観察のポイントとして、一番に選んだのは我が家の林の中。

昨日、私がしつこく朽ち木崩しをしてコクワガタ幼虫とタマムシの幼虫を割り出した。

その朽ち木場所におそらくモズが来たであろう、と確信があったからだ。

朽ち木を崩しているとその音を聞きつけてジョウビタキがすぐにも飛来したが、

モズも警戒心はたっぷりだが、いづれやって来たはずである。

まあ、モズの狩場を私が提供したようなものだ。

で、その推測は的中した。朽ち木を崩した現場のすぐ脇のエノキ小木の枝に

ヌマガエルの生々しい早贄が立っていた。

3Z5A0602ヌマガエルはやにえ.JPG触ってみると体は柔く、昨日の午後に立てられた、はやにえであろう。

朽ち木のなかから出た獲物ではないが、ここに長くあるいは頻繁にモズがやって来た

証拠が、ヌマガエルのはやにえである。

我が家の林内でヌマガエルはよく見かけ、アマガエルはそれと比べるとはるかに少ない。

このヌマガエル早贄は午後1時すぎには消失していた。おそらくモズが食べたのだろう。

朝一番はとても寒かったが、正午前から陽射しも出て暖かい一日となった。

そのせいで飛翔する昆虫も多く、ジョウビタキの♂もフライキャッチングで

獲物をハンティングすることが多かった。

暖かいため、庭のクロナガアリの巣口も開いていて、盛んにワーカーが出入りしていた。

3Z5A0664.JPG植物の種子を次々と運び込んでいた。まるで、秋の風景だ。

写真はひどい。こういう手抜き写真は使いたくないが、今日はこれしか撮れてない。

モズの早贄については他にも収穫があった。


昨夜から今朝にかけて、昨年からずっと宿題だった室内撮影を行った。

この撮影には準備時間がかなり必要で、むしろ撮影自体は簡単。

スタジオにこもって数時間。

根気の要る作業なので、珍しく嫁さんを呼んでこういう仕事をしているとアピールしておいた。

嫁さんの反応は予想していたが、

「こんなオタクみたいなの、やって面白いの!?○○さんなら好きそうね!」

と呆れた発言だった。

「わああ~!!面白い~!!」などと、私の仕事に共感することは、

決して無い嫁さんである。

それで別にいいのだが、こうして私の仕事現場を説明する時間も必要だと

私は感じている。





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