モンシロチョウと無農薬キャベツ

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[ 愛媛県 松山市 ]

日の出前に出発して、朝食は延岡市北川の道の駅「はゆま」でとるつもりだった。

宮崎県の高速九州道も伸びたおかげで所要時間がかなり短縮した。

午前8時40分、「はゆま」着。食堂は9時から営業と知りがっかり。

朝飯なんだから、せめて8時にはオープンして欲しいなあ。

20分待つことができない自分もどうかしているが、そこでとなりの物産館で

弁当を買うことにした。

ありました、ありました、美味しそうなのが。

と、弁当の置かれているワゴンに近づこうとしたその瞬間、

土建屋さん二人がズカズカとワゴンにぶつかりそうな勢いで入ってきた。

並んでいた弁当を次々と重ねているのを見て、一個は残してくれるよね、

と淡い期待を抱いたが、無情にも全部(といっても4個しか)抱えていかれた。

ああ~!まさに泣き面に蜂。

時間的には余裕があったのだが、寒い中、車内で食堂がオープンするのを

待つ気がしない。それほど美味しいメニューがあるわけでもない。

そこでひたすら車を運転し、大分県、臼杵市でモスバーガーを久しぶりに食べた。

コーヒーはブラック。バーガーからはみ出た具を全部は回収できないのが悔しい。

フェリー出港まで時間があったので書店に寄ってみたが、

私が読みたかった作家の本は、エッセイ本のみ一冊しか置いてなかった。

書店もいろいろあるが、期待できない店のほうがほとんどだ。

手ぶらで店を出て港へ向かった。

麦焼酎「ほげほっぽ」を買い求めた。「農家のガソリン」とあるのもいい。

と、いうわけで本日から愛媛県、松山市の実家です。

3Z5A1952モンシロチョウ蛹.JPG実家のすぐ南隣の畑にはキャベツ、ブロッコリー、白菜が植わっている。

とくにキャベツはモンシロチョウの食害が凄くて、今も幼虫がたくさんついていた。

「自分で食べる野菜には農薬、使いたくないけんなあ~。

青虫が食べた残りを、食べるんよお~。」

とは、Oさん。私の父親の昔からの親友である。

昨年の暮れに実家の庭ではモンシロチョウの蛹が多かったが、また同じ光景が

再現されていた。

越冬蛹はまだまだこれから増えていくようだ。


来月、2日には岡山県、矢掛町で講演の仕事。岡山県を訪れるのは今回で2度目。

久しぶりに電車で瀬戸内大橋を渡ることになる。









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