[ 宮崎県 三股町 ]
すぐ近くの山に上がってみた。驚いたことにここのクヌギ林が全伐採されていた。
しかも伐採は去年のことで、伐採は萌芽更新のためであった。
しばらくここを訪れていなかったので伐採作業にも全く気付かなかった。
ちょうど営林署の方達がいたので、いろいろとお話を窺ってみた。
ここは「枡安森林公園」となっており、これまで私は都城市が管轄しているのかと
思っていたが、実はほとんどが国有地であり、かなり複雑な事情を初めて知った。
山の頂上部から伐採は進み、まだ残っているクヌギ林も皆伐され、伐採木は主に
日南市のシイタケ業者に買い取られるそうだ。
樹齢が進み過ぎており(30年くらい)伐採期としては遅いようだが、これにもやむを得ない
事情を聞けた。
で、この日当たりの良い萌芽更新地を目の当たりにして、改めて思った。
クヌギは、陽樹なり。
日当たりが何はさておき大事なのである。我が家の林で萌芽更新がうまくいかないのは
むしろ当然である。拙著『じぇえきレストラン』(ポプラ社)のうしろ見返しの写真を
みていただければわかるだろうが、その写真こそ我が家の林の夏の様子である。
じつに薄暗い。下生えも多過ぎる。これではクヌギの幼樹は育たない。
今このままでクヌギ苗木を植えても無駄になるわけだ。
クヌギの大木は数本であるとは言えそれも無視はできないが、
他にカラスザンショウ、センダン、アカメガシワの大木が林の天井を覆う。
クヌギの若木を増やしたければ、
もっと、光を!! と、いうことだ。
思い切った伐採が必要だし、下刈りももっと徹底せねばならない。
しかし、できれば大木のカラスザンショウもセンダンも、アカメガシワも残しておきたい。
林全体のどこに明るい場所を作るべきか、計画を練り直しているところである。
明るい環境だと低い枝も横に伸びる→
[ 機材の話 ]
先日落下事故を起こした回転ストラップ。キャノンのEF70-300ミリズームレンズの三脚座に
ネジ止めで固定する方式だったが、ストラップの捻れがしだいに三脚止めネジを緩ませていた。
ストラップを固定しているアルミプレートはスムーズに回転するが、それでも
ネジに回転が伝わっていた。ネジ止めに強化処置が必要だったのだ。
しかし落下事故を起こしたのでは失格である。もう使えない。
そこでこれを改善すべく、今度は三脚座に吊り金具を装着してみた。
完成図はこちら↓
超望遠レンズだとこういった吊り金具は付属しているが、短いレンズでは無い。
短いとは言えど、カメラとの重量バランスからするとレンズ側にストラップを固定したい。
この工作のポイントは、Dリングの工夫であった。ホームセンターではなかなか
置いてないパーツだが、幸い都城市の「ハンズマン」では吊り金具と単体Dリングがあった。
吊り金具にはDリングが組まれていたが、溶接を施していないタイプであった↓
つまりリングは完全に閉じておらず、指で力を込めるとつなぎ目からリングが開いて
しまいかねない。これでは強度に不安がある。(下写真、つなぎ目の拡大)
非溶接では、リングとは名ばかりで、合わさっているだけ。
そこで単体で別にあった溶接Dリングを買い求め、Dリングのみ交換した。
リングの径も非溶接は2ミりだったものを、3ミリにしたからさらに強度は増した。
溶接Dリングの耐荷重は20キロとある。ステンレス製。
三脚座に4ミリ♀ネジを切り、固定用4ミリ♂ネジの長さも(三脚座+吊り金具)の厚さに
合わせて切断した。ネジ長は10ミリが一番短いものだったが、これをさらに半分まで
金ヤスリで削る必要があった。ステンレスネジなので時間は少し掛かったが、全部で4本。
やってみれば大した労力でもない。
すぐ近くの山に上がってみた。驚いたことにここのクヌギ林が全伐採されていた。
しかも伐採は去年のことで、伐採は萌芽更新のためであった。
しばらくここを訪れていなかったので伐採作業にも全く気付かなかった。
ちょうど営林署の方達がいたので、いろいろとお話を窺ってみた。
ここは「枡安森林公園」となっており、これまで私は都城市が管轄しているのかと
思っていたが、実はほとんどが国有地であり、かなり複雑な事情を初めて知った。
山の頂上部から伐採は進み、まだ残っているクヌギ林も皆伐され、伐採木は主に
日南市のシイタケ業者に買い取られるそうだ。
樹齢が進み過ぎており(30年くらい)伐採期としては遅いようだが、これにもやむを得ない
事情を聞けた。
で、この日当たりの良い萌芽更新地を目の当たりにして、改めて思った。
クヌギは、陽樹なり。
日当たりが何はさておき大事なのである。我が家の林で萌芽更新がうまくいかないのは
むしろ当然である。拙著『じぇえきレストラン』(ポプラ社)のうしろ見返しの写真を
みていただければわかるだろうが、その写真こそ我が家の林の夏の様子である。
じつに薄暗い。下生えも多過ぎる。これではクヌギの幼樹は育たない。
今このままでクヌギ苗木を植えても無駄になるわけだ。
クヌギの大木は数本であるとは言えそれも無視はできないが、
他にカラスザンショウ、センダン、アカメガシワの大木が林の天井を覆う。
クヌギの若木を増やしたければ、
もっと、光を!! と、いうことだ。
思い切った伐採が必要だし、下刈りももっと徹底せねばならない。
しかし、できれば大木のカラスザンショウもセンダンも、アカメガシワも残しておきたい。
林全体のどこに明るい場所を作るべきか、計画を練り直しているところである。
明るい環境だと低い枝も横に伸びる→
[ 機材の話 ]
先日落下事故を起こした回転ストラップ。キャノンのEF70-300ミリズームレンズの三脚座に
ネジ止めで固定する方式だったが、ストラップの捻れがしだいに三脚止めネジを緩ませていた。
ストラップを固定しているアルミプレートはスムーズに回転するが、それでも
ネジに回転が伝わっていた。ネジ止めに強化処置が必要だったのだ。
しかし落下事故を起こしたのでは失格である。もう使えない。
そこでこれを改善すべく、今度は三脚座に吊り金具を装着してみた。
完成図はこちら↓
超望遠レンズだとこういった吊り金具は付属しているが、短いレンズでは無い。
短いとは言えど、カメラとの重量バランスからするとレンズ側にストラップを固定したい。
この工作のポイントは、Dリングの工夫であった。ホームセンターではなかなか
置いてないパーツだが、幸い都城市の「ハンズマン」では吊り金具と単体Dリングがあった。
吊り金具にはDリングが組まれていたが、溶接を施していないタイプであった↓
つまりリングは完全に閉じておらず、指で力を込めるとつなぎ目からリングが開いて
しまいかねない。これでは強度に不安がある。(下写真、つなぎ目の拡大)
非溶接では、リングとは名ばかりで、合わさっているだけ。
そこで単体で別にあった溶接Dリングを買い求め、Dリングのみ交換した。
リングの径も非溶接は2ミりだったものを、3ミリにしたからさらに強度は増した。
溶接Dリングの耐荷重は20キロとある。ステンレス製。
三脚座に4ミリ♀ネジを切り、固定用4ミリ♂ネジの長さも(三脚座+吊り金具)の厚さに
合わせて切断した。ネジ長は10ミリが一番短いものだったが、これをさらに半分まで
金ヤスリで削る必要があった。ステンレスネジなので時間は少し掛かったが、全部で4本。
やってみれば大した労力でもない。