[ 宮崎県 三股町 ]
「しかし、野外観察という長時日を必要とする仕事では、やはりその土地に
住みついてこそ、初めて正鵠を期することができるのもで、
旅先の調査はいくら収穫が多くても、皮相に堕するのがつねである。」
岩田久仁雄 著『自然観察者の手記』(朝日新聞社)のあとがきの一部である。
私はこの言葉を反芻しながら、自分の足元をもっとしっかり見ようと思う。
「しかし、野外観察という長時日を必要とする仕事では、やはりその土地に
住みついてこそ、初めて正鵠を期することができるのもで、
旅先の調査はいくら収穫が多くても、皮相に堕するのがつねである。」
岩田久仁雄 著『自然観察者の手記』(朝日新聞社)のあとがきの一部である。
私はこの言葉を反芻しながら、自分の足元をもっとしっかり見ようと思う。
写真はカラスザンショウの幹。
胸径は35センチ程度だろうか。
刺が無数にあって、
いつものように、木をハグする気にはなれない。
もっとも木をハグするおっさんも、その図は異常で
はある。
孤立木のクヌギは日当りも最高に良くて、低い位置から横枝を伸ばしている。
クヌギの梢のシルエットが、何かを語っているようにも思えて、
毎日見ているはずなのに、こうしてまた写真を撮っている。
胸径は35センチ程度だろうか。
刺が無数にあって、
いつものように、木をハグする気にはなれない。
もっとも木をハグするおっさんも、その図は異常で
はある。
孤立木のクヌギは日当りも最高に良くて、低い位置から横枝を伸ばしている。
クヌギの梢のシルエットが、何かを語っているようにも思えて、
毎日見ているはずなのに、こうしてまた写真を撮っている。