[ 宮崎県 三股町 ]
昨日と同じ時間帯、午前11時半頃、コツバメがアセビに来ていた。
見ている目の前で産卵を始めた。
アセビの花柄部に腹端を曲げて一個づつ産んでいた。
忙しく舞うコースは昨日とほぼ同じで、アセビを離
れてもしばらくするとまた戻ってくる。
飛んでいるときには翅の表の紋様がチラチラ見える。
ストロボのプリ発光に結構敏感で、その瞬間翅を開く。
何回か写っていたが、右写真がこれでも一番開い
ていた。シャッター速度は1/2000秒だが、それでも若干ブレている。
庭に植わっているアセビは一本だけ。
結局、最後の姿を見た午後4時すぎまで、
同じアセビを何度も訪れてはそのたびに産卵していた。
その間、アセビの花から吸蜜することは確認でき
ず、一度だけ口吻が伸びていたのを見ただけ。
さっそく卵も見ておいた。卵は日が経つにつれ色が白っぽく変色するからだ。
肉眼では濃い緑色に見えていたが、しっかり光を
当ててみると薄い若草色で、卵表面には白い幾何学紋様がある。
直径は0.64ミリ、高さ0.43ミリ。
(学研:「日本産幼虫図鑑」による)
卵期は4、5日らしいから来週中頃には孵化するだろう。
庭のアセビにはかなりの数の卵がついているだ
ろう。
コツバメの幼虫は飼育下では共食いすることが多
いというが、野外ではどうだろうか?
蛹はそのまま休眠に入って、羽化は翌年の春。
じつに10ヶ月もの間、蛹で過ごすわけだ。
しかし、宮崎県で過去に一例だけ、11月に成虫の採集記録があるそうだ。
(これも、学研:「日本産幼虫図鑑」による)
なお卵の写真はオリンパスのズイコーマクロ38ミリ+ベローズ、そしてカメラはE-P1。
写真は少々トリミングしている。
昨日と同じ時間帯、午前11時半頃、コツバメがアセビに来ていた。
見ている目の前で産卵を始めた。
アセビの花柄部に腹端を曲げて一個づつ産んでいた。
忙しく舞うコースは昨日とほぼ同じで、アセビを離
れてもしばらくするとまた戻ってくる。
飛んでいるときには翅の表の紋様がチラチラ見える。
ストロボのプリ発光に結構敏感で、その瞬間翅を開く。
何回か写っていたが、右写真がこれでも一番開い
ていた。シャッター速度は1/2000秒だが、それでも若干ブレている。
庭に植わっているアセビは一本だけ。
結局、最後の姿を見た午後4時すぎまで、
同じアセビを何度も訪れてはそのたびに産卵していた。
その間、アセビの花から吸蜜することは確認でき
ず、一度だけ口吻が伸びていたのを見ただけ。
さっそく卵も見ておいた。卵は日が経つにつれ色が白っぽく変色するからだ。
肉眼では濃い緑色に見えていたが、しっかり光を
当ててみると薄い若草色で、卵表面には白い幾何学紋様がある。
直径は0.64ミリ、高さ0.43ミリ。
(学研:「日本産幼虫図鑑」による)
卵期は4、5日らしいから来週中頃には孵化するだろう。
庭のアセビにはかなりの数の卵がついているだ
ろう。
コツバメの幼虫は飼育下では共食いすることが多
いというが、野外ではどうだろうか?
蛹はそのまま休眠に入って、羽化は翌年の春。
じつに10ヶ月もの間、蛹で過ごすわけだ。
しかし、宮崎県で過去に一例だけ、11月に成虫の採集記録があるそうだ。
(これも、学研:「日本産幼虫図鑑」による)
なお卵の写真はオリンパスのズイコーマクロ38ミリ+ベローズ、そしてカメラはE-P1。
写真は少々トリミングしている。