[ 宮崎県 日南市 ]
近づく私に対して、翅を広げて威嚇するイボタガ。
幼虫がイボタという低木の葉を食べて育つので、イボタガ。憶え易い名前だ。
じっと静止していると背景に紛れてしまう。
年一回、早春にだけ成虫が現れる。
30数年前、松山市の実家の門灯に飛来したことがあり、
私が初めてイボタガを見たのはそのときであった。
以後、イボタガとの遭遇頻度はきわめて稀。
今日は、猪八重渓谷(いのはえ)を歩いてみた。
イボタガはその入り口駐車場の脇にいた。おそらく自動販売機の灯りに飛来したのだろう。
岩棚で妙にヒョロ長い胞子体が目に止まった。長さ(高さ)は、4~5センチはあるだろうか。
まるで「もやし」みたいに何本も群れて伸びている。その一本がこれ↓
蒴柄は近づいて見ると、薄い緑色がかっている。その先端に弾丸型の蒴がある。
上写真の胞子体はシャキっとしているが、大半は萎びており、蒴が縦にはじけていた。
毛玉のようなものが風に揺れていて、最初はこの毛玉が気になったのである。
さて、何というコケの胞子体(蒴)だろうか。
※このコケはタイ類のマキノゴケMakinoa criapata と、ご教示いただきました。
ご教示いただいた方に感謝致します。
茶褐色の毛玉(アフロ)は胞子を飛ばす弾糸ということです。胞子が飛び出していく瞬間、
肉眼で見えるのでしょうか?
近づく私に対して、翅を広げて威嚇するイボタガ。
幼虫がイボタという低木の葉を食べて育つので、イボタガ。憶え易い名前だ。
じっと静止していると背景に紛れてしまう。
年一回、早春にだけ成虫が現れる。
30数年前、松山市の実家の門灯に飛来したことがあり、
私が初めてイボタガを見たのはそのときであった。
以後、イボタガとの遭遇頻度はきわめて稀。
今日は、猪八重渓谷(いのはえ)を歩いてみた。
イボタガはその入り口駐車場の脇にいた。おそらく自動販売機の灯りに飛来したのだろう。
岩棚で妙にヒョロ長い胞子体が目に止まった。長さ(高さ)は、4~5センチはあるだろうか。
まるで「もやし」みたいに何本も群れて伸びている。その一本がこれ↓
蒴柄は近づいて見ると、薄い緑色がかっている。その先端に弾丸型の蒴がある。
上写真の胞子体はシャキっとしているが、大半は萎びており、蒴が縦にはじけていた。
毛玉のようなものが風に揺れていて、最初はこの毛玉が気になったのである。
さて、何というコケの胞子体(蒴)だろうか。
※このコケはタイ類のマキノゴケMakinoa criapata と、ご教示いただきました。
ご教示いただいた方に感謝致します。
茶褐色の毛玉(アフロ)は胞子を飛ばす弾糸ということです。胞子が飛び出していく瞬間、
肉眼で見えるのでしょうか?