「腹黒大天道」と聞けば、いかにも性の悪さをイメージしてしまうが、
ハラグロオオテントウにしてみれば誤解を受けそうで、迷惑な話ではあるだろう。
延岡での仕事は二日目の朝。午前9時、
感じのいい谷津田に降りてみた。そこには大きな桑の木があるから気になっていた。
桑の梢を見上げれば、ヒメツノカメムシの♀親が抱卵中であった。交尾番もいた。
そしてハラグロオオテントウもいた。正直言うと本種を見るのは初めてのこと。
図鑑での知識はあったが、実物を目の当たりにしてやはり嬉しかった。
腹黒であることで、近似種のオオテントウとの区別は容易い。
それにオオテントウはホウライチクの林に局限して見られることから、
環境的にも生息地が重複することはまずないだろう。
延岡に来るたびに何かしらの新しい成果があり、三股町から通うにはあまりにも遠いにも
関わらず、延岡の自然環境から目を離せない。
延岡植物公園の展望台の尾根筋では、ハルゼミの元気な鳴き声を聞くことができた。
ハラグロオオテントウにしてみれば誤解を受けそうで、迷惑な話ではあるだろう。
延岡での仕事は二日目の朝。午前9時、
感じのいい谷津田に降りてみた。そこには大きな桑の木があるから気になっていた。
桑の梢を見上げれば、ヒメツノカメムシの♀親が抱卵中であった。交尾番もいた。
そしてハラグロオオテントウもいた。正直言うと本種を見るのは初めてのこと。
図鑑での知識はあったが、実物を目の当たりにしてやはり嬉しかった。
腹黒であることで、近似種のオオテントウとの区別は容易い。
それにオオテントウはホウライチクの林に局限して見られることから、
環境的にも生息地が重複することはまずないだろう。
延岡に来るたびに何かしらの新しい成果があり、三股町から通うにはあまりにも遠いにも
関わらず、延岡の自然環境から目を離せない。
延岡植物公園の展望台の尾根筋では、ハルゼミの元気な鳴き声を聞くことができた。