今月に入って献本いただいた、昆虫本を2冊紹介したい。
森上信夫さんの「散歩で見つける虫の呼び名事典」(世界文化社)。
身近に出会える昆虫のフォトエッセイ。「呼び名事典」とはあるが、和名の由来よりか
森上さんが見た昆虫世界の楽しい読み物となっている。
世の中では嫌われ者の昆虫に対して、親近感を抱けるような文章が嬉しい。
白バックで撮影するには色々と苦労もあろうけれど、それぞれの昆虫たちの
表情が豊かである。
小さな昆虫が大きく製版されており迫力もある。
もちろん屋外の生態写真も添えられており、昆虫生態図鑑のような雰囲気もある。
この本を眺めて、読んでみれば、ふと屋外に出掛けてみたくなるはずだ。
「ほんものを見てみたい!」と読者の方に思わせる好著である。
昨日、献本いただいたのは、
鈴木海花さんの、
『毎日が楽しくなる「虫目」のススメ』虫と、虫をめぐる人の話』
(全国農村教育協会)
フォトエッセイストの鈴木海花さんが「虫目」で身近な自然を眺める極意を語る。
虫と深く関わる人たちの話やフィールド巡りの楽しい話も豊富に盛り込まれている。
昆虫の写真も盛りだくさん掲載されており、眺めるだけでも楽しめる。
私は2002年に「里山昆虫ガイドブック」(当時:TBSブリタニカ)を出したおり、
そのまえがきで「虫の目を持とう」という短い文章を書いたことがある(すでに絶版)。
要は虫を見ようというアンテナを立てることが、自然観察に踏み込む一歩であり、
小さな虫という生き物と出会い、感動するにはそれなりの気構えが必要だと
書いたと思う。虫を見る目が、やがて植物や周りの様々な自然環境へと広がることの
大事さを、今に思えばちょっと偉そうに書いたと思う。
鈴木海花さんの御著書を最初に手にして、タイトルの「虫目」と目があったとき、
ちょっとドキっとして、そして嬉しくもあった。
森上信夫さんの「散歩で見つける虫の呼び名事典」(世界文化社)。
身近に出会える昆虫のフォトエッセイ。「呼び名事典」とはあるが、和名の由来よりか
森上さんが見た昆虫世界の楽しい読み物となっている。
世の中では嫌われ者の昆虫に対して、親近感を抱けるような文章が嬉しい。
白バックで撮影するには色々と苦労もあろうけれど、それぞれの昆虫たちの
表情が豊かである。
小さな昆虫が大きく製版されており迫力もある。
もちろん屋外の生態写真も添えられており、昆虫生態図鑑のような雰囲気もある。
この本を眺めて、読んでみれば、ふと屋外に出掛けてみたくなるはずだ。
「ほんものを見てみたい!」と読者の方に思わせる好著である。
昨日、献本いただいたのは、
鈴木海花さんの、
『毎日が楽しくなる「虫目」のススメ』虫と、虫をめぐる人の話』
(全国農村教育協会)
フォトエッセイストの鈴木海花さんが「虫目」で身近な自然を眺める極意を語る。
虫と深く関わる人たちの話やフィールド巡りの楽しい話も豊富に盛り込まれている。
昆虫の写真も盛りだくさん掲載されており、眺めるだけでも楽しめる。
私は2002年に「里山昆虫ガイドブック」(当時:TBSブリタニカ)を出したおり、
そのまえがきで「虫の目を持とう」という短い文章を書いたことがある(すでに絶版)。
要は虫を見ようというアンテナを立てることが、自然観察に踏み込む一歩であり、
小さな虫という生き物と出会い、感動するにはそれなりの気構えが必要だと
書いたと思う。虫を見る目が、やがて植物や周りの様々な自然環境へと広がることの
大事さを、今に思えばちょっと偉そうに書いたと思う。
鈴木海花さんの御著書を最初に手にして、タイトルの「虫目」と目があったとき、
ちょっとドキっとして、そして嬉しくもあった。