写真展二日目。
会場の外に出てみた。広大な敷地はほとんどが、駐車スペースだ。
そしてほんのごくわずかだけ、遊歩道沿いに植栽がある。
まるで砂漠の中のオアシスみたいだ。
モミジバフウを見上げていると、次々と昆虫観察ができる。
まずは、イチジクヒトリモドキ。
羽化直後だろう、触れると、お尻からおしっこを大量に排泄した。
本種は名前の示すように、イチジクの害虫でもある。駆除の対象となる。
なぜか、マンサク科のモミジバフウにいた。
近くに食樹である、イチジクもイヌビワも見当たらない。
次に驚いたのが、クスサンの繭だった。いっぱいついていた。
こんなのは敷地の管理者からすれば、ただの害虫でしかない。そこで、繭はできるだけ
私が回収しておいた。
もっと多く目に付いたのは、キマダラカメムシ。宮崎ではどこに行っても多い。それも
街中の植栽にである。山間にはほとんどいない。
写真上は、キマダラカメムシの幼虫。幼虫も成虫もいたが、成虫はどれも羽化して間もない
若い個体ばかり。
スーパーマクロモードでも撮影してみたが、このカメラでは周辺部がかなり流れてしまう。
オマケ機能と割り切ろう。
カメムシでは、チャバネアオカメムシだろうか?2令幼虫群がいた。
三股町文化会館の敷地はものすごく広大なのに、ここに町民の憩いの場所となるべく
森が無い。真夏には日陰となる木立が、ほとんどない。
だから皆、冷房の効いた図書館に駆け込む。
都城市も三股町も、ここ6年ほど住んで感じるのは、森が無い。ゆったり歩ける、森が無い。
いわゆる自然公園という発想が見受けられない。公園はあっても、人工的な植栽ばかり。
本来あった森を再現したような、そんな自然公園が皆無だ。
三股町文化会館の広大な敷地も、イベント会場としての広場だけでなく、
せめて三分の一程度でも、かつてこの地域にあった、壊滅に追いやられた森林環境を
再現するような企てがあってもいいかと、思う。
綺麗な花だけ、何万本、何千本と植えるような、極めて人工的な花壇公園は
必要ない。
未来を支える子供たちの多くが、虫採りにも夢中になれるような、そんな自然公園を
造って欲しい。そういう、発想が欲しい。
会場の外に出てみた。広大な敷地はほとんどが、駐車スペースだ。
そしてほんのごくわずかだけ、遊歩道沿いに植栽がある。
まるで砂漠の中のオアシスみたいだ。
モミジバフウを見上げていると、次々と昆虫観察ができる。
まずは、イチジクヒトリモドキ。
羽化直後だろう、触れると、お尻からおしっこを大量に排泄した。
本種は名前の示すように、イチジクの害虫でもある。駆除の対象となる。
なぜか、マンサク科のモミジバフウにいた。
近くに食樹である、イチジクもイヌビワも見当たらない。
次に驚いたのが、クスサンの繭だった。いっぱいついていた。
こんなのは敷地の管理者からすれば、ただの害虫でしかない。そこで、繭はできるだけ
私が回収しておいた。
もっと多く目に付いたのは、キマダラカメムシ。宮崎ではどこに行っても多い。それも
街中の植栽にである。山間にはほとんどいない。
写真上は、キマダラカメムシの幼虫。幼虫も成虫もいたが、成虫はどれも羽化して間もない
若い個体ばかり。
スーパーマクロモードでも撮影してみたが、このカメラでは周辺部がかなり流れてしまう。
オマケ機能と割り切ろう。
カメムシでは、チャバネアオカメムシだろうか?2令幼虫群がいた。
三股町文化会館の敷地はものすごく広大なのに、ここに町民の憩いの場所となるべく
森が無い。真夏には日陰となる木立が、ほとんどない。
だから皆、冷房の効いた図書館に駆け込む。
都城市も三股町も、ここ6年ほど住んで感じるのは、森が無い。ゆったり歩ける、森が無い。
いわゆる自然公園という発想が見受けられない。公園はあっても、人工的な植栽ばかり。
本来あった森を再現したような、そんな自然公園が皆無だ。
三股町文化会館の広大な敷地も、イベント会場としての広場だけでなく、
せめて三分の一程度でも、かつてこの地域にあった、壊滅に追いやられた森林環境を
再現するような企てがあってもいいかと、思う。
綺麗な花だけ、何万本、何千本と植えるような、極めて人工的な花壇公園は
必要ない。
未来を支える子供たちの多くが、虫採りにも夢中になれるような、そんな自然公園を
造って欲しい。そういう、発想が欲しい。
( 写真全て: カシオEX-ZR300 )