ツクツクボウシの鳴き声が、いつの間にか賑やかになってきた。
屋外撮影、室内作業をこなしながら、午後3時頃、我が家の林を歩いてみた。
毎日、フィールドをゆっくり歩きたいが、仕事の都合上そうもいかない。
寸暇の時間だけ、歩く。 寸暇であっても貴重な時間となる。
ツクツクボウシの抜け殻が目に付く。多くは地面から30センチ程度の低い位置で
見つかる。高いところでは1m30cm。
写真の抜け殻は、キツネノマゴだろうか、地上高20cmにあった。
抜け殻が多いのだから、羽化を見ておこうと思った。しかし、今日はやたらと忙しい。
夕食を済ませて(夕食の準備の手伝いもできず、後ろめたい)、ようやく林に出たのが
午後8時頃。やはりもう遅かった。
この♂は、すでに翅を屋根型に畳んでいる。掴まっている葉は、ヘクソカズラ。
狭い範囲で、四頭の羽化個体を見つけた。そのうち一頭が、♀だった。
いづれも翅を伸ばしきっていた。
( 写真: Canon EOS 5D Mark III レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM
ストロボ2灯 )
パソコンに向かって作業を続けることは、肉体的にも精神的にも、非常に疲れる作業だ。
と、このところ特に感じるようになった。いや、体に頭脳に良くない。
だから本能的にパソコンから逃げ出したい気分が私には強い。
かつて、フィルム現像所に通っていたが、そこには技術者がいて、その作業を見ることは
ないにしても、人が作業をしていることがはっきりと認識できたし、
現像の出し、受け取りには、カウンターの若い女性と声を交わすこともできた。
写真とはそういうものだったし、そういう作業の中の疲れ方は、単に肉体労働の疲れだけ
だったと思う。トラブルが生じても、人がやることだから、という了解もあった。
便利になる一方の世の中に、自分は順応できないことが多いことに気付く。
屋外撮影、室内作業をこなしながら、午後3時頃、我が家の林を歩いてみた。
毎日、フィールドをゆっくり歩きたいが、仕事の都合上そうもいかない。
寸暇の時間だけ、歩く。 寸暇であっても貴重な時間となる。
ツクツクボウシの抜け殻が目に付く。多くは地面から30センチ程度の低い位置で
見つかる。高いところでは1m30cm。
写真の抜け殻は、キツネノマゴだろうか、地上高20cmにあった。
抜け殻が多いのだから、羽化を見ておこうと思った。しかし、今日はやたらと忙しい。
夕食を済ませて(夕食の準備の手伝いもできず、後ろめたい)、ようやく林に出たのが
午後8時頃。やはりもう遅かった。
この♂は、すでに翅を屋根型に畳んでいる。掴まっている葉は、ヘクソカズラ。
狭い範囲で、四頭の羽化個体を見つけた。そのうち一頭が、♀だった。
いづれも翅を伸ばしきっていた。
( 写真: Canon EOS 5D Mark III レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM
ストロボ2灯 )
パソコンに向かって作業を続けることは、肉体的にも精神的にも、非常に疲れる作業だ。
と、このところ特に感じるようになった。いや、体に頭脳に良くない。
だから本能的にパソコンから逃げ出したい気分が私には強い。
かつて、フィルム現像所に通っていたが、そこには技術者がいて、その作業を見ることは
ないにしても、人が作業をしていることがはっきりと認識できたし、
現像の出し、受け取りには、カウンターの若い女性と声を交わすこともできた。
写真とはそういうものだったし、そういう作業の中の疲れ方は、単に肉体労働の疲れだけ
だったと思う。トラブルが生じても、人がやることだから、という了解もあった。
便利になる一方の世の中に、自分は順応できないことが多いことに気付く。