東京~宮崎

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武蔵野巡り、最終日。 ずいぶんと、蒸し暑い一日だった。

かつて住んでいた清瀬市、野塩を訪れてみた。

空堀川のフェンスでは、やはり、ツマキチョウの蛹がついていた。

帯糸が切れて、宙吊りになっている。

IMG_9360ツマキチョウ蛹.JPGツマキチョウの蛹は5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月、12月、1月、2月と10ヶ月

以上を休眠して、3月の末頃から羽化する。いや、ときには翌年になっても羽化せず、

2年目になって羽化するものもいる。

だからか、ツマキチョウの蛹は丈夫で頑丈だ。

しかし、帯糸が切れて宙吊り状態では、危なっかしい。

そこでこの蛹は回収し、羽化したらこの場所に戻すことにした。

私が宮崎まで持ち帰るわけにもいかないので、この役を森上さんにお願いした。


秋津駅で森上さんと別れてから、都内に移動し、出版社に出向いた。

打ち合わせを終えて、羽田空港に着くと、私の搭乗する宮崎便は満席で、

なおかつ座席が足りないという、アナウンスがあった。 

明朝の便に乗り換えするなら、2万円もらえて、宿も手配するとのこと。

「おお~、それなら!」と腰が浮きかけたが、スケジュール上、それは無理だった。

カウンターには希望者が寄せ集まり、座席不足はたちまちに解決した。

宿付き、2万円支給なら、文句なかろうて。明日が休日の人にとっては。

午後8時20分、宮崎空港に着いた。

空港の出口で、クビキリギスのお出迎え。

3Z5A9048クビキリギス.JPG                                           オカエリ~♪








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