蝦夷ある記・2

| | トラックバック(0)
肝心のオオモンシロチョウは、まったく飛んでいなかった。

白い蝶は、すべてモンシロチョウかスジグロシロチョウなど。

台風が来る前の先週には、そこそこ飛んでいたということだから、

台風の影響などあるのかもしれない。

草むらをかき分け歩いていると、大きなオニグモ類が獲物を抱えていた。

アカオニグモ、だ。

3Z5A9263アカオニグモ.JPG本種は北海道全域、本州以南の高標高の山地に分布。 以前から見てみたいと

思っていたクモだ。ちょっとした草地環境があれば、どこにでもいるようだ。

網巣はいたって粗雑のように見えた。大きな円網巣は作らないのだろうか?

栗山町内の100円ショップ「ダイソー」で買い物を終えて、車に戻ろうとしたら、

店舗の窓の中に、キバネセセリがころがっていた。 

キバネセセリが街中の灯りに誘われて来る。この亡骸を見て、自分は北海道に

来ているのだなあ、とあらためて感じた。

3Z5A9494キバネセセリ.JPGキバネセセリのことを知らない方は、一度、蝶の図鑑を調べて下さい。

本日は、東京へ移動。 じつに慌ただしい。 せめてあと一日、北海道に滞在したかった。


« 蝦夷ある記       ダンス、ダンス、ダンス »