ナンバンギセルとアザミウマsp

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山間のフィールドに出掛けたものの、飲料水を忘れてしまった。

日南市、北郷町。

しかし、湧水があったので水分補給はできた。

昼前には引き上げる予定だったが、フィールドに出ると予定通りとはいかない。

昼食は用意していなかったが、水は確保できた。

予定を狂わしたのは、ボタンヅルワタムシのコロニーを発見したことだった。

ボタンヅルという蔓植物も初めて目にしたが、アブラムシのおかげでそれと

すぐにわかった。 昆虫から植物を教わることは、多い。

例えば、昔、アワブキを知ったのも、スミナガシとアオバセセリのおかげだった。

ボタンヅルワタムシについては、長くなるので割愛しておこう。

ボタンヅルの近くには、ナンバンギセルがたくさん花を咲かせていた。

もうピークは過ぎて、萎れた花も多かった。

その花を眺めていると、アザミウマの一種のシルエットがあった。 とても小さい。

701A4561ナンバンギセルの中のアザミウマ.JPG一個の花につき、多方は1頭だが、一つだけ2頭入っていた。

ナンバンギセルの花弁の内側はネバネバしているが、アザミウマは平気で歩いていた。

アザミウマの体には花粉がたくさん付いていた。

701A4598アザミウマSP.JPG
アケボノソウはまだ蕾が多かったが、花にはトビイロケアりが来ていた。

701A4606アケボンオソウとアリ.JPG(写真:    Canon EOS 5D Mark III   MP-E65mm f/2.8 1-5x Macro Photo、

        EF100mm f/2.8L Macro IS USM  600EX-RT 2灯 )






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