かなり寒い朝だ。 庭に出てキャベツの点検などしていると、
コカマキリ♀の死骸と目が合った。
まだ死後硬直には至っておらず、触れると体がしなやかに曲がった。
「オイ!」と思わず声をかけてしまった。 「まだ生きているのかあ~!」
このコカマキリ♀は、もしかしたら生前、私がしつこく撮影した個体かもしれない、と思えた。
でも私は、合掌したりはしない。 生きるものすべて、いつかは必ず死ぬ。
死んでも、死んでも、また次の季節には、新しい命が誕生する。
一方で、まだ元気なオオカマキリの♀がいた。 さすがに動きは緩慢だ。
コカマキリ♀の死骸と目が合った。
まだ死後硬直には至っておらず、触れると体がしなやかに曲がった。
「オイ!」と思わず声をかけてしまった。 「まだ生きているのかあ~!」
このコカマキリ♀は、もしかしたら生前、私がしつこく撮影した個体かもしれない、と思えた。
でも私は、合掌したりはしない。 生きるものすべて、いつかは必ず死ぬ。
死んでも、死んでも、また次の季節には、新しい命が誕生する。
一方で、まだ元気なオオカマキリの♀がいた。 さすがに動きは緩慢だ。