新刊「うまれたよ!セミ」

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岩崎書店 シリーズよみきかせ いきものしゃしんえほん

 「うまれたよ!セミ」 (写真:新開孝 構成・文:小杉みのり )

の見本が届いた。

「カイコ」「バッタ」に続き三冊目。

三冊のいづれもそれぞれに苦労があったが、どれが一番か、と問われれば

この「うまれたよ!セミ」であろうかと思う。

とりわけ土中の幼虫を探すのにたいへん時間を費やしたからだ。

土を掘るというのは、どこでも許されるものではない。結局、自分の所有地で

延々と掘り続け、次男まで加勢してもらい、最後は自力でなんとか掘り当てた。

そのときは締切りギリギリのタイミング。

セミは数年間かけて成長するので、つまり幼虫期間がとんでもなく長いので、

一年中、土中にはいろいろなステージの幼虫がいるわけだ。

それがわかっていても、それを見たいから、撮影したいからといって、掘れば

すぐに出てくるものではない。いや何がしかの幼虫は出てくるのだが、

自分の目的の種類、ステージが出てくるとは限らないから、たいへんなのである。

何度、ヌカ喜びをしたことか、、、、。

3Z5A7040.JPGアブラゼミ幼虫.JPG今朝はかなり冷え込んだ。

それも要因の一つかもしれないが、嫁さんの車(アルト)のエンジンが掛からなかった。

そこで私の車で嫁さんを仕事先まで、送った。

朝焼けの霧島山が綺麗に見えた。

霧島山朝焼け701A9946.JPG( 写真:    Canon EOS 5D Mark III EF70-300mm f/4-5.6L IS USM 

                           EF100mm f/2.8L Macro IS USM  )


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