早春の蝶と花

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窓からモンシロチョウの舞う姿をよく目にする。 

アカタテハも影だけが右往左往している。

まるで蝶々たちに、外へおいでよと誘われているような気分になる。

林を歩いてみると、スジグロシロチョウが目の前を通りすぎ、

そして足元からは、チョコレート色の蝶がジグザクに去っていく。

姿を見失わないよう目で追いかけて、地面に降りたらそっと近寄ってみる。

ミヤマセセリはとにかく、日光浴が大好きだ。 写真はオス。

ミヤマセセリ3Z5A7589.JPG林床で急激に立ち上がってきたのが、マムシグサだ。その速度はかなり早い。

昨日見つけたときから24時間で1.5倍は伸びただろうか。

マムシグサIMG_3902.JPG鉛筆の芯にあたる黒っぽい部分は、仏炎苞(ぶつえんほう)だ。

昨日の段階で、仏炎苞はほんのわずか数ミリしか見えてなかった。

ニョキニョキと伸びている薄茶色の筒は、鱗片葉(葉鞘)で越冬芽を守る役目を果たす

そうだ。 遠目にはその模様が蛇の肌にも似ている。

しかし、傍に寄って眺めると、和服の生地に似合いそうな柄模様だ。

マムシグサ701A1214.JPG我が家の林で、今のところふた株のマムシグサを見つけたが、開花するまで

どのくらいの日数掛かるのか興味深い。

 マムシグサの生えている崖には、キムラグモの巣がいくつもあった。

敷地内でキムラグモの巣を確認できたのは、今年が初めてかと思う。

笹藪を払い、崖地の日当たりをよくしたせいかもしれない。


( 写真:     Canon EOS 5D Mark III      Canon EOS 6D

         EF100mm f/2.8L Macro IS USM   EF8-15mm f/4L FISHEYE USM

            MP-E65mm f/2.8 1-5x Macro Photo )




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