「日本の蝶」カラー自然ガイド(保育社)は、初版が昭和48年(1973年)発行。
当時、私は15歳の高校生だったが、本書の価格は、なんと280円!!
文庫サイズながら、図鑑としての内容も充実しつつ、
さらに多くの生態写真も掲載されており、
まだカメラを持っていなかった私に、もの凄い影響を与えてくれた本であった。
巻末の解説編も濃い内容で、蝶の世界にのめり込みつつあった私にとって、
まるで師匠のごとく寄り添ってくれる存在だった。そんな本は数少ない。
受験勉強を放り出して、このポケット図鑑を読み耽けていたのも懐かしい。
図鑑の図版ページも、白バックで標本の並べ撮りという斬新なスタイルだった。
うっすらと影があるせいで、標本のリアル感がある。
それ以前の図鑑は、製版で型抜きが主流だった。 写真って、凄いな、と感じた。
図鑑の著者の方々のプロフィールを改めて見ると、現在の御年齢は80歳代。
高校生だった私がもう爺いの一歩手前50歳半ばなのだから、当たり前ではあるが、
図鑑を開いていると時間が止まって感じる。 すごく寂しい。
さて、ミヤマセセリがナズナで吸蜜していた。
昨日は庭のアブラナに来ていたが、ミヤマセセリはいろんな花に来る。
玄関のすぐ前で、毎日、目にするビロードツリアブ。
何度も登場するけれど、そういう事情で、今日も掲載した。
本日は二回更新しています。 時間のある方はスクロールしてご覧ください。
当時、私は15歳の高校生だったが、本書の価格は、なんと280円!!
文庫サイズながら、図鑑としての内容も充実しつつ、
さらに多くの生態写真も掲載されており、
まだカメラを持っていなかった私に、もの凄い影響を与えてくれた本であった。
巻末の解説編も濃い内容で、蝶の世界にのめり込みつつあった私にとって、
まるで師匠のごとく寄り添ってくれる存在だった。そんな本は数少ない。
受験勉強を放り出して、このポケット図鑑を読み耽けていたのも懐かしい。
図鑑の図版ページも、白バックで標本の並べ撮りという斬新なスタイルだった。
うっすらと影があるせいで、標本のリアル感がある。
それ以前の図鑑は、製版で型抜きが主流だった。 写真って、凄いな、と感じた。
図鑑の著者の方々のプロフィールを改めて見ると、現在の御年齢は80歳代。
高校生だった私がもう爺いの一歩手前50歳半ばなのだから、当たり前ではあるが、
図鑑を開いていると時間が止まって感じる。 すごく寂しい。
さて、ミヤマセセリがナズナで吸蜜していた。
昨日は庭のアブラナに来ていたが、ミヤマセセリはいろんな花に来る。
玄関のすぐ前で、毎日、目にするビロードツリアブ。
何度も登場するけれど、そういう事情で、今日も掲載した。
本日は二回更新しています。 時間のある方はスクロールしてご覧ください。
( 写真: Canon EOS 5D Mark III EF100mm f/2.8L Macro IS USM )