ヤママユ、ふ化はじまる

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今日は午前中、本の企画書類を揃えて発送。林の観察も少しやってから、

午後から延岡に移動した。 先日、宮崎~延岡間の高速道路が全線開通し、

これまでの所要時間が40分近く短縮できた。

山の尾根道を歩いた。 尾根道を選んだことには理由があるが、いづれ詳しく

どこかで書き綴りたい。

 現地に着いてすぐコツバメが目の前に飛来。

しかし、強風に煽られて高い梢に姿を消した。

ボロボロノキもすっかり芽生えており、小さな花芽もたくさん付いていた。
ボロボノキ芽生え701A2866.JPGコナラの枝には、ヤママユの卵が白く光って見えた。 よく見れば、すでに一個ふ化していた。

ヤママユ卵701A2868.JPG              どこかに幼虫がいるはず、と探してみれば、

卵のついた場所から十数センチ離れた芽に、そのふ化幼虫が潜んでいた。
ヤママユ孵化幼虫701A2871.JPGちょっとふ化のタイミングが、早すぎたかな?

コナラの芽吹きは始まったばかりだが、木によっては爪の先ほどの銀葉を広げているものも

ある。

さて、今回の目的は、昨年の春に決めたばかりの新しいテーマがあって、

そのテーマに沿った、観察と撮影である。

ずっとながい間、真剣に向き合うことのなかったテーマだけに、新鮮でもあるし、

まったくゼロからのスタートで、やりがいを強く感じる。いわゆる武者震い、というのだろう。

このテーマは、もう来年には写真絵本にまとめる予定だ。  あとがない。と思おう。

ほんとうはもっと時間を掛けてもみたいが、それはそれで、また続行すればいい。

( 写真:   Canon EOS 5D Mark III      EF100mm f/2.8L Macro IS USM )
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