春は、どこまで春か?

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木々の芽吹きが、盛んである。

庭のエノキも賑わっている。

えのき701A3556.JPGこのエノキは大きく育ったので、下枝がまったく無かった。そこで昨年、二本あった幹の

一本を胸の高さで切った。 すると待ってました!とばかり切った幹から新梢が次から次へと

伸び出て、写真のごとく枝を広げている。 エノキの萌芽力は凄まじい。

いや、それはまるで喜んでいるかのようにも、勝手に解釈したくなるほどだ。

根絶しようと根っこから切っても、次の年には何事もなかったかのように

枝葉を広げるのである、エノキとは。 うん、凄い生き力だ。

自然観察、昆虫観察をする上では、目線の届く高さに枝葉があって欲しい。

自然と付き合うには手を加えることも必要であり、ただ眺めているだけでは、

何も見えてこない。

サクラはとっくに散ってしまい、葉桜となっているが、木々の芽吹きを眺めていると

その勢いに圧倒される。 花が散ってお祭りが終わった、などと思ってはいけない。

一年で一番美しい季節とは

春の今ではないか、と短絡的に思えてしまうが、春とはどこまでが、

春だろうか?

サクラが散って終わりではないが、じゃあいつまでが、春か?

あまり考える対象にならないことかと思う。

ともかくも四季のうつろいに、心感じる感性が、今の若い世代にあるのだろうか、

と少し不安にもなるような、そんな時勢ではないだろうか。

プランター植えしていた春菊が、花盛だ。

そこに今日は、コアオハナムグリが来ていた。

コアオハナムグリ3Z5A9026.JPGキャベツもみんな花を咲かせていて、

モンシロチョウやアゲハが、盛んに吸蜜に訪れていた。








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