イモムシ消え、巣立ちビナ賑やかになり

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一昨日の雨の中、庭でホオジロの親鳥がせっせと餌集めしていた。

慌ただしい動きが気になり、しばらく眺めていると近くに巣立ちビナがいた。

巣立ちビナが大きな口を開け、羽を小刻みに震わせると、

すかさず親鳥がくわえていた餌を口に押し込んだ。親子共々、びしょ濡れだった。

昨日は、ヤマガラの親子が同じように給餌を繰り返していた。

毎年、ヤマガラはテレビアンテナ塔で営巣しているが、そこから巣立ったようだ。

で、一方、先日、林のカラスザンショウに放ったミヤマカラスアゲハ幼虫。

昨日の朝になって姿を消していた。

上写真は幼虫を戻したカラスザンショウ。低い木なので枝を引き寄せて葉っぱの

隅々まで点検ができる。 幼虫は一昨日の風雨で地面に落ちた可能性もあるが、

だとしたら二度目の災難に遭ったことになり、なんとも運の悪いイモムシだ。

もちろんカラスザンショウの根元付近の地面を丹念に探してみたが見つからなかった。

あるいは、また、巣立ちビナの給餌に忙しい鳥についばまれた可能性もある。


さて、この記事を書いている途中、コーヒーを入れに台所へと立った。

居間に入った途端、南向きの窓に黒い物体がドスン!と派手な音を立ててぶつかった。

すぐに外へ出てみれば、ホオジロが地面に横たわっていた。

ホオジロIMG_0776.JPG口を大きく開けて、見るからに苦しそうだ。

しばらくして、脚をふんばったものの、トロトロと目を閉じてはつんのめって、

驚いたように目を開く。 つんのめっては、よろけ、を何回も繰り返していた。

ホオジロIMG_0798.JPGホオジロがぶつかった位置は、ガラス窓直撃ではなく、網戸越しだったので、

幾分衝撃が柔らいだかと思う。 それで一時的に脳震盪でも起こしたのだろうか。

数分後には立ち直って、林の方へと飛び去って行った。

 これまでに野鳥がガラス窓にぶつかった事故をおさらいすると、

シロハラ、ビンズイ、トラツグミ(2回)、カワセミ、メジロ、

そして、今回のホオジロ、と6種類となった。

シロハラとトラツグミ(一回目)は、ホオジロと同じようにしばらくして復活し、飛び去った。

窓にぶつかる瞬間を目撃したのは、ビンズイとホオジロの2回。

過去7年間で、我が家の窓ガラスに激突して死亡した野鳥は、4種、4羽。

激突しても無事だった野鳥の数は把握できている3羽以外にもきっともっといるだろう。

衝突事故を無くすべく警告マークを貼ったりしたが、発生件数とマークの維持手数、

見た目の鬱陶しさなどを天秤にかけて、止めてしまった。

むしろ、こまめにレースカーテンを閉める、など、

衝突事故防止対策は簡単にできる範囲でやっている。


※ 当初、衝突死した野鳥の種類を5種としていましたが、誤りで、
  メジロが抜けていましたので、訂正しました。






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