足元をゆっくりと舞う姿は、最初は何だかよくわからなかった。
体の柔らかい甲虫類だろうとは思ったが、
ゆっくりとはいえ、はっきり姿を捉えることができるほどの速度でもない。
着地して歩き出したとき、なるほどと納得がいった。
チョウセンベッコウヒラタシデムシ、だ。
和名は長いが、学名は、 Eusilpha bicolor
和名に「ヒラタ」とあるように、体はとても扁平である。
本種が昼間に飛翔する姿は初めて見たが、飛翔しているときの格好が気になった。
多くの甲虫類の前翅の構え方とは、だいぶ違うのだ。
写真は飛び立つ瞬間。 前翅がめくれ、体中央で背中合わせになっている。
したがって、写真では左前翅の裏側が見えているが、
このままの態勢で、うしろ翅を羽ばたかせて飛翔する。
うしろ翅だけで飛翔する甲虫ではハナムグリのなかまがいる。
ハナムグリの場合、前翅は畳んだままでわずかな隙間からうしろ翅を出しているから、
前翅が空気抵抗を生じることはほとんどないように思えるが、
チョウセンベッコウヒラタシデムシの場合、前翅がどのように機能しているのか興味深い。
飛び立ったところで捕獲し、何度か飛翔シーンを狙ってみたが、
捕獲すると途端に地面走行モードに入り、ひたすら落ち葉の下などに潜り込む。
普段は地面で動物の死骸や腐食物を漁る生活をしているので、そのせいか
かなり強烈なニオイも放つ。
飛翔モードに戻ってもらうには、しばらくケース内で落ち着かせてから草上に返すといい。
結局、飛び立つ瞬間の一枚しか撮影できず、それが最後で姿を見失った。
さて、、、、注文していた、ルーペが届いた。
ドイツのESCHENBACH社のmobilux で、LED照明付き。 倍率は10倍。
レンズ径は35ミリあって視野が広い。そこが大事なポイント。
レンズはPXMという樹脂製非球面レンズで隅々まで鮮明に見える。
樹脂だがレンズ表面には特殊コーティングしてあり、傷がつきにくいそうだ。
ESCHENBACHは、ドイツ屈指の光学機器メーカー。
5年前にも同じルーペを購入したが、今回のはリニューアルしてさらに使い易くなった。
黒い布製箱はレンズカバー
10倍程度のルーペは各メーカーいろいろあるが、口径の大きい製品は稀。
ただし、mobilux LED 、値段は送料込で¥8800 もする。
体の柔らかい甲虫類だろうとは思ったが、
ゆっくりとはいえ、はっきり姿を捉えることができるほどの速度でもない。
着地して歩き出したとき、なるほどと納得がいった。
チョウセンベッコウヒラタシデムシ、だ。
和名は長いが、学名は、 Eusilpha bicolor
和名に「ヒラタ」とあるように、体はとても扁平である。
本種が昼間に飛翔する姿は初めて見たが、飛翔しているときの格好が気になった。
多くの甲虫類の前翅の構え方とは、だいぶ違うのだ。
写真は飛び立つ瞬間。 前翅がめくれ、体中央で背中合わせになっている。
したがって、写真では左前翅の裏側が見えているが、
このままの態勢で、うしろ翅を羽ばたかせて飛翔する。
うしろ翅だけで飛翔する甲虫ではハナムグリのなかまがいる。
ハナムグリの場合、前翅は畳んだままでわずかな隙間からうしろ翅を出しているから、
前翅が空気抵抗を生じることはほとんどないように思えるが、
チョウセンベッコウヒラタシデムシの場合、前翅がどのように機能しているのか興味深い。
飛び立ったところで捕獲し、何度か飛翔シーンを狙ってみたが、
捕獲すると途端に地面走行モードに入り、ひたすら落ち葉の下などに潜り込む。
普段は地面で動物の死骸や腐食物を漁る生活をしているので、そのせいか
かなり強烈なニオイも放つ。
飛翔モードに戻ってもらうには、しばらくケース内で落ち着かせてから草上に返すといい。
結局、飛び立つ瞬間の一枚しか撮影できず、それが最後で姿を見失った。
さて、、、、注文していた、ルーペが届いた。
ドイツのESCHENBACH社のmobilux で、LED照明付き。 倍率は10倍。
レンズ径は35ミリあって視野が広い。そこが大事なポイント。
レンズはPXMという樹脂製非球面レンズで隅々まで鮮明に見える。
樹脂だがレンズ表面には特殊コーティングしてあり、傷がつきにくいそうだ。
ESCHENBACHは、ドイツ屈指の光学機器メーカー。
5年前にも同じルーペを購入したが、今回のはリニューアルしてさらに使い易くなった。
黒い布製箱はレンズカバー
10倍程度のルーペは各メーカーいろいろあるが、口径の大きい製品は稀。
ただし、mobilux LED 、値段は送料込で¥8800 もする。