アカスジシロコケガ、羽化する

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網目の繭から、今朝、アカスジシロコケガ が、羽化していた。

アカスジシロコケガ15A_4368.JPG       (  Canon EOS 5D Mark III     EF100mm f/2.8L Macro IS USM )

今になって思えば、画面内にスケールを一緒に写し込んでおけばよかった。

デジタルなんだから、スケールを画面に入れる機能くらい、カメラにあってもいいのだが、、、。

羽化した成虫は逃がしたが、繭は残しておいたので、さっそく測ってみたら長さ25ミリだった。

   ともかく、小さい蛾です。

中の蛹が透け透けの繭は、幼虫(毛虫)が自分の毛を使って編んだもの。

ルーペで観察すると、毛と毛を少量の糸で綴っているのがわかる。

繭といえば大概は、幼虫が吐いた糸で拵えるのだが、本種は糸を倹約しているのか、

あるいは糸を製造する能力が乏しいのだろうか?

幼虫は地衣類を食べて育つ。地衣類とは菌類の一種で、苔とはまったく違う。

庭のどこかで育ったのは間違いない。 地衣類をしっかり眺めておれば、そのうち

幼虫も見つかるだろう。

 昨日は、ウメチビタマムシの幼虫と蛹を多数見つけて嬉しくなり、

今日は成虫を探してみたら、数頭だけだがやはりいた。 ウメの隣のミカンには、

アリグモの一種がいた。

Z6063569.jpg  (OLYMPUS OMーD E-M5  E.14-42ミリリバース改造レンズ ストロボFL-300R )


このクモの眼は何をどう見ているのだろうか? 

「お前さんのレンズ、一個しかないではないか。」クモ談。

「ああ、そうだけど、このレンズは改造するのにずいぶんと苦労したんだ。」著者談。


林の中ではヤブヤンマのメスが4頭も入り乱れて産卵していた。

翅の擦れる音が、バシバシと賑やかだった。

水タンクはまだ地中に埋めていないが、雨が止んだらさっそく作業を終えたい。

4頭のヤブヤンマが産み落とした卵は、かなりの数になるかと思う。






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