クサイチゴを食べるシャクガ幼虫、蛹となる

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先月、紹介した正体不明の幼虫が、数日前に蛹化した。

ギンスジアオシャク15A_5647.JPG             とは言え、蛹は外見上、見えない。   

       幼虫の隠蔽工作をそのまま踏襲し、その中で蛹化したからだ。


        そこで、隠蔽偽装物を少し取り除いてみた。

ギンスジアオシャク蛹15A_5651.JPG         たしかに、蛹がそこにいた。

  この蛹が羽化すれば、幼虫の正体もいよいよ判明するわけだ。


今日は、はじめて大学の特別講義に呼ばれて、大学一年生に昆虫の話をした。

以前、大人向けに組んだ講演内容にかなり手を加えて改編した内容で、1時間半

近く話をした。 居眠りする生徒もかなりいたが、ずっと熱心に聴いてくれた生徒の方も

結構いて、やりがいがあった。

これまでの講演は、主に小学生を対象にしており、稀に大人向けもやったことがあるが、

いわゆる青年たちを対象にした講演は、これで3回目。 

講義を終えてから、8名くらいの生徒さんが壇上まで来てくれて、いろいろ質問やら

会話をしてくれた。 へえ~、虫に興味ある子がいたんだなあ、と驚いたが、

今日の受講生の数は100数名。

講義を終えて、私からの簡単な質問に、反応してくれた生徒はわずかだった。

例えば「イモムシは、きらいですか?それとも平気?」という質問にさえ、

手を上げた子は2~3名。

無関心なんだろうなあ、とは思うけどね。 


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