このところ、玄関に居座っている、アシダカグモの♀。
産卵が間近いのだろう、腹部が丸々と肥えている。
アシダカグモが、「ゴキブリキラー」とも呼ばれていることを知っている方は意外と少ない。
私はそのことを、自分の講演のなかで聴衆者の方々の反応から感じとれた。
これほどデカくて、存在感たっぷりのクモである。 なんぞ、しでかすのだろう?
と興味津々、眺めていたくなる。
でも昼間の彼らはいたって静かである。 ほとんど動かない。
2007年のちょうど今頃、わが家の外壁で、アシダカグモがトノサマバッタを捕らえていた。
「昆虫ある記」でも紹介したが、その光景には驚いた。アシダカグモとトノサマバッタは、
両者の生息環境がかけ離れていることから、およそ接点が有り得ないだろうと思えた。
しかし、わが家の庭はトノサマバッタの生息環境に接していることから、外壁が
狩場になり得たわけである。 およそ例外的な出来事ではあるが、
自然観察においては、想定外の可能性についても普段から気に留めておく必要がある。
産卵が間近いのだろう、腹部が丸々と肥えている。
アシダカグモが、「ゴキブリキラー」とも呼ばれていることを知っている方は意外と少ない。
私はそのことを、自分の講演のなかで聴衆者の方々の反応から感じとれた。
これほどデカくて、存在感たっぷりのクモである。 なんぞ、しでかすのだろう?
と興味津々、眺めていたくなる。
でも昼間の彼らはいたって静かである。 ほとんど動かない。
2007年のちょうど今頃、わが家の外壁で、アシダカグモがトノサマバッタを捕らえていた。
「昆虫ある記」でも紹介したが、その光景には驚いた。アシダカグモとトノサマバッタは、
両者の生息環境がかけ離れていることから、およそ接点が有り得ないだろうと思えた。
しかし、わが家の庭はトノサマバッタの生息環境に接していることから、外壁が
狩場になり得たわけである。 およそ例外的な出来事ではあるが、
自然観察においては、想定外の可能性についても普段から気に留めておく必要がある。